家紋武範数え歌
ひとつ ひとより ひたすらに
ふたつ ふみかき ふではしる
みっつ みちなる みぎひだり
よっつ よさこい よかおとこ
いつつ いじょうふ いいからだ
むっつ むっつり むげんだい
ななつ なくせぬ ながいとも
やっつ やさしく やせがまん
ここのつ このみを こどもにささげ
とおで とうちゃん とうかせいせい
■□ ■□ 原文 ■□ ■□
一つ 人より ひたすらに
二つ 文書き 筆走る
三つ 未知なる 右左
四つ 夜さ来い 良か男
五つ 偉丈夫 いい身体
六つ むっつり 無限大
七つ 失くせぬ 長い友
八つ 優しく 痩せ我慢
九つ この身を 子供に捧げ
十で 父ちゃん 冬夏青青
■□ ■□ 意味 ■□ ■□
誰よりもひたすらに
ワシは書いている!
そりゃあ時々右左が分からなくなることぐらいあるけどさ?
わざわざ夜に忍んで来てくれって言われたことだってあるぐらいモテるんだぜ?
町内で一番鋼の肉体と謳われたワシ!
そんなワシのむっつりパワーは無限大よ?
でもなぁ……長い友は失くしたくないよねぇー
平気だい平気だい! 問題ないやい!
だってワシ子供達のためなら何でもできるから!
そう! ワシは一家の大黒柱なんだから! 常に節操を持ち続けているぞ!