ラスベがス
まっすぐ銀行の嘘吐き問題辞典
「それでどうする」
僕は目の前にいる、ゴールドに言われた
「っえ・・なんでいるの・・っていうか」
「・・まあ、金が絡むとなると
こうも言ってられない・・・大体、命がかかってるんじゃ・・・そう簡単にはいかせられないだろ」
周りを見ると
いつの間にか仲間が、五十人ほどいた
どうやら、今のメンバー以外にも人を集めてくれたらしい
「ありがとう」
「お前が言うな、老人が言え」
ゴールドはそう言うと
老人に、鞄の格好を
聞いた
「そうか・・・まあ、やるだけやってみようと思う・・・それじゃあ、分かったら、ここの機械仕掛けの時計塔で待て・・と言うことで、GO--だ」
それはそう言うと
勢いよく走り出した
「・・・」
半ば呆れるものもいる中
それでも皆徐々に走り出す
「・・・なんかありがとうございます」
老人が言う
「それを言うならみんなに言ってください」
僕もそう言うと
走り出すのであった
「しかし、この大金何なんですか」
皆がその鞄を持って、そんなことを言っている
「・・娘の手術代です」
「でも、何でこんなものを現金で」
「・・いや、色々ありまして」
「・・・まあいいや・・・それで取り分は」
ゴールドが言う
やっぱりそう言うことか
そんなことを思ったとき
「・・・良いのかな」
老人が、そんなことを言った
そしてその手の中には
黒く光る、拳銃がある
「おいおい、別に山分けとか言う訳じゃない
ここにいる全員に、一枚づつ分けるってくらいだ」
「・・・・甘ったれるな・・・そんなこと信じられるか」
「おいおい、見つからずに、無くすより、こっちの方がいいだろ
大体、あの、浮浪者を怪しまれずに捕まえられたのも
この人数のおかげだ」
「そうだな・・・・しかし、この金は、やばいぞ」
「おいおい、それくらいもはらえないのか、パフェのオーナー」
その言葉に皆顔を合わせる
「・・なにを言っている」
「おいおい、まだしらばっくれる気か、デガラシ・パッフェル」
その言葉で皆が顔を合わせ
老人を見る
「なぜ分かった」
「どれだけ古ぼけさせても、その容姿は変えられない、特に良く見知っていればな」
「・・・・・まさかお前、ルージー・ゴールデントか」
「ああ、お前が潰した、ゴールデントカジノの、元跡取り息子だ
副社長、デガラシ・パッフェル」
皆がまたしても口を開けて二人を見る
ちなみにあのボロボロの男を捕まえたのは
全くの偶然だった
物凄い大荷物の男が
一人、駅に向かっているのを
遅れてあるいていた
こねずみのデリーが、発見
その後到着して
その鞄に事を聞き
急いでそいつのことを捜し当てたというわけだ
しかし、なんだこの急展開
今頭竜堂
今私は、奴が裏口からでているのを
発見した
「それで何だけど・・もしよければ・・・よければでいいんだけど・・
その・・つ・・つ・・つきあ・・」
「あんた女でしょ」
「関係ないでしょ・・・・まあ、私は別に女が好きな訳じゃなくて
あんたなら」
「ごめんなさい、私仕事があるから」
そう言って私は逃げるように走り出す
勿論チップ混みでカウンターにお金はおいてある
「あっ・・待ってください」
そんな声が聞こえるが
私は外に飛び出す
すると奴は
待たせてあったのか
黒塗りの車に飛び乗ると
そのまま走り出す
「あっあ・・あ・あ」
私は呆然と走り出そうとしたとき
後ろに何か当たる
「これ付けてください」
振り返ると
ゴーグル尽きヘルメットを付けて
スクーターに乗る
あの女ヤンキーだった
ちなみに見た目は男である
「・・ああ・・お願い」
私は少しの間呆然とそれを見ていたが
それを受け取ると
後ろにしがみついた
スクーターは、それを確認すると
スクーターとは思えない馬力で
その黒塗りを追いかけ始めたのであった
スクーターからは、取り付けられたスピーカーから
陽気ではないシャンソンの歌詞が流れている
しかし
それを遮るような
身のこなしで
スクーターは、どんどん黒塗りに追いつく
しかし
相手もそれに気が付いたのか
いきなり急カーブした
それも逆走でだ
私は逆一通の場所を
スクーターに乗せてもらって向かう
「あんた大丈夫」
私は聞くが
「ははは、あなたのためなら」
と、怖いことを言う
「・・・・でも大丈夫」
「大丈夫です、私、チャンピオンですから」
彼女はそう言うと
スクーターには、本来付いていないであろう
レバーを押した
その瞬間
異様なモーター音が響き
明らかに周りの景色が
後ろに探すスピードが上がる
「なっなーーにーーそれーー」
私は爆音の中で叫んだ
「はははあ、ターボです、違法ですが」
「・・・」
私は押し黙るしかないのである
何のチャンピオンで
どういう違法改造したのか
そう言えば、ジャポンには魔改造なるものがあると聞いたけどなに
私が乗っている
スクーターであったものは
どんどんとスピードを上げる
よく転ばないものだと
感心する
しかし
また黒塗りが横に曲がる
そのせいで
当たりにゴミが散乱する
「っあ」
私のため息ともとれない
いきに
「まがります」
彼女はそう言うと
さっきより
さらにスピードを上げた
こういうときって
下げるもんでしょ
大体曲がり角であげるって
彼女はそのとき
まるで
自ら、地面にこけようとするように
その体制を横に傾けた
「あなたもお願いします」
しかし
彼女に抱きついているので
言われても言われなくても
ある程度横に来る
大体
そうしたことにより
顔にさまざまなゴミが衝突していたい
「・・・・ハッホーォ」
彼女がそう言うと
ようやく曲がり角を突っ切ったようで
体制が起きあがる
昔みた
地球駒みたいだとふと思う
あれは、いくら倒しても
また起きあがる
不思議な駒であった
その技術に
私はジャポンに恐れを抱いたものであるが
「どうします、衝突して止めさせますか」
「・・大丈夫なの」
「あなたが無傷ぐらいは」
そう言うと
今度は前方を、かなりあげた
まるで前足をあげた馬のように
そのまま彼女は
その勢いに任せて
その黒塗りの車の
上に
スクーターごと
飛び乗ったのである
ガラガラヘビの休日日曜日()暇
後ろから妙なものが迫ってきていた
そしてその体の輪郭が
さっきまで僕の、テーブルにいたあの女だと分かったとき
何してるんだ
と言うしかない
そしてそれは、小型バイクだとは思えない馬力で
こちらに来ると
そのままきゅかーぶなどものの見事に避け
そのまま、事もあろう事に、車の上に飛び乗ったのだ
このくるまいくらぐらいするか知っているのか
僕は窓を開けると
そのまま奴に叫ぶが
そのときにはもう、奴の姿は
前方に消えている
「おっおーーーい、何してる貴様」
さっきまでお客であるが
外に出れば違う
どちらにしても
こうもあっさり、約束を破るとは
良い度胸である
少しお灸でも据えるべきであろう
僕は手の中にサイコロを
三個握ると
奴らへと目を澄ませた
本来であれば、あの、1メートルと1、53メートルのあいだのみ使うべきであり、腕が鈍る気がするが
少し面白いと
思った僕は
そのまま奴らの方へと投げつける
そのまま投げられたサイコロは
見事に前方の奴らに当たる
それも単純に
奴の持っている
スクーターのようなものの、スイッチにだ
それを押された瞬間
一気に、車輪が止まり
その車体は
スリップを盛大に開始した
「あっあああ」
なにやら二人で叫んでいるが
その二人の横を
僕の乗っている
黒塗りの車が通り過ぎていく
「まっまちなさーーい」
果たしてそんな言葉を言われて待つ人間がどれほど居るだろう
少なくとも黒塗りの車に身内でもないのに言われて
待つ奴は断言は出来ないがいない確率がほぼ100パーだろう
僕は奴の声など無視して
窓を閉めると
「出せ」
と、もうはしっている車に言った
「・・・・これでおわりか」
不意にそんな言葉が僕の口から出た
そう、これでこの国からは
ルートビヤ306号線
「つまり、金を変装して、輸送していたとき
何者かに襲われ
目を離したときには
もう、こいつに取られていたと」
「ああ、こいつが、何処の組織かは知らないが
そんなとこだ」
「でもなぜ、元父親の、あんたが、そんなボロっちい格好でそんなことをしているんだ
そんなこと部下にさせればいいだろ」
「いや、奴には色々世話になった
これは俺のエゴで、運んだんだ、それにこれをしまってあった場所は
他の奴には
教えたくなかったからな」
「・・・でもそれ何の金なんだ」
「奴の給料だよ」
「奴」
「そんなことは良いじゃないかジュニア」
「うるせぇ、そんなことを言われる筋合いはない」
僕は、ゴールドがそんな荒い言葉を使ったのを
はじめて聞いた
「それでこれからどうするんだ」
「ああ、空港で待ち合わせだ、そこで渡す」
「でも・・・そんな現金じゃなくても」
「いや・・・これは現金じゃなければならないんだ」
「危険だろ」
「それでもだ、これは約束なんだ、現金支給をするってな」
「まあいいや、それで、そこまでどう行くんだ」
「もうすぐ車が来ると」
そんなとき
遠くで車の音がした
こんな路地で一体
そんなスピードを出す必要性は
僕たちはそちらに目を移して固まる
それは、元は高級車であったのであろうが
所々破損したものが
こちらに猛スピードで
走ってきたのである
「・・あれのことか・・って、みんな逃げろー」
ゴールドはそう命令すると
一目散に
脇にそれる
皆も蜘蛛の子を散らすように
当たりに散らばった
そのせいで
道の両脇に
ちょっとした山のようになる
「おっ・・お前降りろ」
「何言ってるの・・・あんたこそあのサイコロの」
いきなり開いたドアからそんな声が漏れた
終わりエンドおわりー。
「・・っえ・・あなたが、依頼を・・でも何で」
「こいつが、いつまでもここに居座ろうとすると困るからな
それで邪魔者をよこしたというわけだ」
「じゃあ報酬は」
「もう振り込んである・・ただし、あの車の弁償代は、内で働いてもらうが」
「ゲ・・」
「まあ、そう言うことだ、これを持って日本に戻れ」
「・・・ああ、すいません・・・では、これで」
男はそう言うと
ドアをしてて車に乗り込もうとした
「ちょっと待って、あれは、あれは、あなたの技だったの」
それに対してくる間のドアを閉めた瞬間
男はその隙間から
サイコロを投げた
するとそれは
通路の上で
見事な、六段のタワーを見せた
「・・ははは、あいつ、やったな」
オーナーはそう言って照れたような笑いを浮かべると
どこかに電話をした
それはどうやら
帰りの車らしい
かくして
ゆっくりと
そのあわただしい物語は
緞帳を閉じるのである
「でもどんな約束をしたんです」
私は、バーのマスターにそんなことを聞かれた
「あ、ああ、さっきの話か
いやなんでもないんだそうなんでも」
かくして夜が始まろうとする時間
ついにカジノの幕が本格的に開くのであった
終わり




