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美少女、部活動に勧誘される③

第十八話 美少女、部活動に勧誘される③




 僕たち五人が向かった中庭は、昇降口と比べれば人の数もまばらで、はっきり言えば閑散としていた。

 僕らのクラス含む教室がある校舎と、理科室などの特別教室がある校舎の間に中庭はある。

 そこは、綺麗に芝生が手入れされていて、両校舎脇に備えられている花壇にも色とりどりの花が植えられている。

 ベンチも多数置いてあって、ここでお昼ご飯食べてる人もいるんだろうなあと想像できる。

 

「うわー、結構閑散としてるんだねー」


 萌香ちゃんが辺りを見回す。


「この辺は文化部の一部くらいしかきてないみたいね。だから新入生も先輩もそんなにいないみたい」


 桜子ちゃんも合わせて周りを見回す。

 文化部ならさっきみたいなパニックにはならないかな? 勧誘に来ている人数も少ないし。


「ね、ねえ、萌香。私は今すごく感動しているわ!」


 突然桜子ちゃんが大きな声を上げたので、僕は何事かと思って彼女の顔を見上げる。


「待って待って! 桜子ちゃん! 私もだよ! だってアユミちゃんが私たちの手を自分から握ってるんだよっ」

 

 気づけば僕は無意識に萌香ちゃんと桜子ちゃんの手を握っていた。

 はっ! 僕はなんて大胆なことを!

 

「ふふふ♪ 無意識だったのかなぁ? ざんねーん、もう離しませんー」


 ぐっ、手を振っても全然放してくれない。


「このままトイレもお風呂も一緒に入っちゃおうか」


 えっ、何それ! お風呂? そこまでついてくるの!? 嬉しいような、でも見ちゃダメなような! 

 そ、そうだよ、僕が桜子ちゃんの裸を見ちゃったらそれこそ変態。そこはほら、越えたらダメな一線ってあるよね。

 で、でも今は性別的には女なんだし…。

 僕は色々想像して、でも罪悪感からそれを頭の中でかき消した。

 一体何をしてるんだ、僕は。


「ああ…。アユミちゃんが焦ってる。もう何この子可愛いわ」


「嘘に決まってるのに、本気にしちゃうあたりが可愛いよねっ」


 なんだ嘘か。そりゃそうか。

 そもそもどこで風呂に入るんだよ。

 …でもちょっと残念でした。


「はーい、センセー。俺たちも佐倉さんと手をつなぎたいでーす」


 吉川君が会話にまじってくる。

 えー、男子と手をつなぐのはなあ。男の時の僕が、男子と仲睦まじく手をつないでる様子を思い描く。

 うん、ごめんなさい。ムリです。今は女の子なんだし、ビジュアル的にはよさそうなんだけどね。中身はまだNG。

 …おんぶとかされちゃってるし、自転車は二人乗りだし、既に手をつなぐってレベルじゃないことまでされてたっ! 

 いくら長い付き合いの良治とは言え、男子には違いない。

 でも、おんぶは緊急事態だからノーカン! ノーカウント! 自転車の二人乗りは男同士でもやってるのを見かけるからセーフ!

 

「そんなことより部活でも見ようぜ」


 良治がグダグダになってた僕らに一石を投じる。主にグダグダだったのは僕の頭の中だけど。

 そうだった。僕らは部活を探しに来たんだった。うっかり一人で頭の中を混乱させたまま目的を忘れるところだった。

 それにしても良治はいいタイミングで話を切るよね。時々僕の頭覗かれてるのではないかと思うよ。

 僕は辺りを見回す。

 するといかにもやる気ない感じで、段ボールで作ったとみられる看板を持って立ってる男の先輩を発見。


「あ、あそこ。見に行ってみる?」


「なんかやる気なさそうだけど…。がっついてくるよりは大分いいかもね」


 僕らは、その男子先輩の元へ。

 マイコン部? 何か名前が時代に合ってないけど、超インドア派だー。


「すみません、話を聞かせてもらってもいいですか?」


 僕は、その先輩に話しかけた。


「ぶ、ふお! なんで噂の姫君がこんなところに!?」


 ヒメギミ? そんな名前とか、ニックネームの子っていたかな。


「先輩、この子全然わかってないんで、気にしないでください」


「あ、ああ。いやあ、参ったなあ。本物はあれ以上だったとは…。そんなことより、マイコン部に興味があるのかい?」


 あれ以上っていうのが気になるんだけど…。何の話なんだろうか。とりあえず僕は関係ないだろうし置いておこう。

 パソコンに興味があるかといわれると、あるにはある。スマホ買ってもらった分、パソコン購入はなくなったから、触ってみたい。 パソコンで何する? って言われると何も思いつかないんだけどねっ。


「アユミちゃん、パソコンに興味あるの? まだ早くない?」


「ま、まだ早いって、僕も同い年なんだけど! 身長が小さいからってバカにして!」


「いやいや、佐倉さんは背丈とか除いても、ね」


「ああ、気づいてないあたりが、歩らしいけどな」


「そうねっ! そこが一番美味しいところよねっ」


 そして謎の連帯感を見せる僕以外の四人。

 見た目が色々しょっぱい感じなのはわかるけど、それ以外ってなぁ…。外見は変わったけど、中身は変わってないんだよ?

 今の僕の中身を子ども扱いされてるのは、男の時に子ども扱いされるのとあんまり変わんないわけで、凄い複雑な気分だ。


「あー、先輩、すみません。この子すねちゃって」


「いやあ、いい物見せてもらったよ。動画撮影してもいいかな」


 先輩がスマートフォンを取り出す。


「えっ!? 動画って、スマホって動画も撮れるの?」


「えっ!? アユミちゃん、そこから?」

 

 驚愕の表情で僕を見る桜子ちゃん。な、なに、その信じられないものを見る目は…。

 いいよもう。だって誰の携帯も触ったことなかったし、知らないものは知らないんだよ…。どこからも情報拾えないのにどうやって知ればいいんだよ…。

 ちなみにカメラがついてるのは知ってるよ! みんなよく撮ってたし。静止画だけかと思ってましたっ。

 説明書? あんな分厚いの読めるわけないと思うんだけど。


「とりあえず動画はダメです」


 桜子ちゃんがキッパリ断ってくれた。


「そうかぁ。残念。おっと、マイコン部の説明だったね。どうせ誰も来ないからってサボってたけど、人が来たら仕事はしないと」


 存外にいい先輩っぽい感じがする。

 細い黒縁メガネに、やせ気味の高身長。良治よりさらに十センチ以上は高そうだ。頭はぼさぼさで、制服のワイシャツなんてズボンからはみ出ている。

 実にだらしない恰好の先輩だけど、しゃべり方はゆっくりしていて落ち着いた雰囲気がある。

 それに、主にメガネのせいだとは思うけど、知的な印象がある。多分メガネのせいだけど。


「マイコンっていうか、単純にパソコンでゲームして遊んでるだけなんだけどね。一応文化祭では、動画を作成して展示したりもしてるけど。大体は遊んでるんだ」


 ゲームしてるだけの部活なんて楽そうだなあ。

 でも、桜子ちゃんや萌香ちゃんには退屈な気がする。女の子で放課後パソコンいじってます! って言うのもなかなか聞かないよね。僕が世間を知らないだけなのかな。

 それにパソコンのキーボードとか全然触ったことない僕じゃ、ゲームもろくに遊べそうにない。

 かといって、説明させておいて無下に断ることもできないと考えてしまう僕。

 僕はどうしたもんかと思って良治の方をちら見する。


「先輩。ちょっと他も見て回るんで、もし入ることになったら、よろしくお願いします」


 本当に良治って察しがいいよね。


「ん、そうかい? まあいつでもおいでよ。ぶっちゃけた話入部しなくても遊びに来ていいよ。姫君なら部員みんな大歓迎だ」


「あの…ヒメギミって結局誰?」


 僕の問いには誰も返答しなかった。なんなんだよ、もう!

 また僕だけ知らないのかっ。



   ********

 

「さて、色々回ったけど、なんか入りたいのあったか? 歩」


 あれから、園芸部、囲碁部、漫画研究会、茶道部などなど、多数の部活の説明を受けた。

 園芸部では、「お花畑で戯れてるアユミちゃんっていいよね」と桜子ちゃんが妄想に夢中になっていた。でも小さい花壇に花を植えたりしているだけなので、そんな花畑はないという説明を受けて、がっかりしていた。園芸部はちょっとよさそうだと思った。しかし、「泥で汚れるのはダメー」という萌香ちゃんの言葉でなしになった。

 囲碁部は…そもそもルールがわからないので、僕らにはハードルが高かった。

 漫画研究会は、僕の似顔絵を描いてくれた。凄い上手だったので、素直に嬉しかった。でもこんな上手い絵なんて描けないなーと思って入部は諦めた。あそこはすでにある程度上手い人じゃないと多分やっていけない。

 茶道部では、「着物を着たアユミちゃんが見られる!」と萌香ちゃんが大はしゃぎだったけど、日々の部活では殆ど着物を着ないと言われたら、一気にテンションが下がっていた。僕も長時間の正座は無理だと思ったので、茶道部はそれで諦めた。


「運動部と比べたらみんな優しそうでよかったけど、そんなに入りたいのはなかったかな。っていうかみんなはいいの?」


「俺は佐倉さんについて行ければそれでいいかなぁ。部活楽しむより、佐倉さんを見て楽しむってね!」


 恥ずかしいけど、ちょっと嬉しいな。

 こうやって、一緒につるんでくれる友達って。

 …ちょっと友達っていうのとはまた違う方面に進んでるのは気になるけど。


「私たちも特にないかなー」


 桜子ちゃんが萌香ちゃんの分も一緒にして答える。


「なんだ、なんもないのか? じゃあいっそ部活を作るとかどうだ?」


 良治の提案に僕はびっくりした。

 部活を作るとか、そんな発想なかったよ。


「作るって言っても、何を目的とするの? アユミちゃんを崇め奉る部にでもする?」


「いやいやいや、それおかしいから」


 あの、そのいかにも「え? 何がおかしいの?」って顔で見返さないでください、桜子ちゃん。

 何でかわからないけど、僕が間違ってるように思えてきちゃうよ!

 

「私もその部活でいいんだけどねっ♪ でも流石に認可されないんじゃない?」


「その時は吉川君が暴れてくれるんじゃない?」


「まかせろ!」


 ぐっと力こぶを作って親指を立てる吉川君。うーん、無駄に少年誌っぽいキャラしてる。

 だけど、その部活は名前も中身もありえないので、作る前におとり潰しだよ!


「確かに部活じゃダメっぽいな。じゃあ同好会はどうだ? さっき中庭でもポツポツいただろ? アイドル研究会みたいな同好会にして、歩だけ研究すればいいんじゃないか?」


「多川よ、俺思うんだけど、お前天才だな」


「ええ、天才だわ」


 桜子ちゃん、頷かないでっ! 僕は研究するほど深い人間じゃないよ! 

 萌香ちゃんは、入部届書いてるぅー! しかもアイドル研究会だよ! そんなもんないよ! その同好会は架空の団体だよ!


「あっあのさ、僕を中心に据えない方向でお願いしてもいいかな。僕はみんなと一緒に楽しめる方がいいから」


 言った後にみんなの顔を見て、恥ずかしいことを言ってしまったことに気付いた。

 うわああ、なんだよこの言葉。漫画とかの読みすぎなんじゃないの? みるみる耳の後ろが熱くなっていくのを感じる。


「この言葉が完全に素で出てくるところが凄いわ。こんな可愛い子にこんなこと言われたら、男女関係なく惚れるわ」


「しかもその後恥ずかしくなって小っちゃくなるところも可愛いよね♪」


「俺、敢えて部活作らなくてもいい気がしてきた!」

 

 く、くそう。今日はなんか皆して弄ってくるな。

 泣きべそかいてたのを見られてから、特に弄ってくる。あれは一生の不覚だったなあ。

 まさか高校生にもなって、学校で泣いてしまうとは。みんなもきっと、引いてしまったに違いない。

 ただ、唯一救われるのが、みんなが僕に気を遣って部活を決めてないってわけじゃないってことかな。

 本当は入りたい部活があるのに、こんな僕なんかに構ってたせいで入れないなんてことになった日には、申し訳が立たないよ。


「歩は帰宅部でいいのか? 高校で部活ってちょっと楽しみにしてただろ?」


 そりゃあ、部活は楽しみじゃないといえば嘘だった。 中学で帰宅部だったし、夢の高校デビューだったよ。でも良治にも言ったけど、夢はかなわないから夢なんだよね。

 

「えーっ!そんなに楽しみにしてたなら、やっぱり何か入ろうよ、アユミちゃん!」


 そんなこと言っても、どうすればいいのさ…。

 運動部をまた探しに行く? 先の昇降口でもめた件も、もう少し上手く立ち回ればあんな風にはならなかったかもしれない。痛い目にもあったし、嫌と言えば嫌だけど、運動部の人みんながみんな悪いわけでもない。

 …んでもやっぱり踏ん切りはつかないなあ。

 僕はふうと息を漏らすと、傍のベンチに腰かけた。

 すると、ちょうど反対側のベンチに、女性が座っていた。

 女性とわざわざ言ったのは、制服を着ていないからだ。制服を着ていないということはつまり生徒ではない。となると答えは先生ってことになる。しかしその先生は、何故か部活勧誘用の立て看板を持っていた。

 興味がわいた僕は、その女性のところに行ってみた。

 

「あの…。何の部活でしか?」


 緊張して噛んでしまった。


「!? まあ。おばさんが部活の看板持ってて気になっちゃったかしら」


 おばさんというよりはお姉さんという感じだ。

 年齢は二十代後半という感じか。落ち着いた色をしたV字襟のシャツに、薄手のジャケットを羽織り、下は白いパンツを履いている。


「私は料理同好会の顧問をしてたんだけど、今年の三月で三年生五人が卒業して、人が一人もいなくなっちゃったのよ。それで一応勧誘行事には顔を出してたんだけどね、やっぱり誰も生徒が入ってないとなかなかねー」


 僕が先生と話していると、桜子ちゃん達も傍にやってきた。


「料理同好会? へー、アユミちゃん、料理できるの?」


「うん。一応」


 母さんにしごかれて、そこそこならできるようになってると思う。

 ただし家族以外に見せたことはないので、世間一般でどうなのかはわからない。


「じゃあ、一緒に入ろうよ! 料理同好会って女の子っぽいし、楽しそうじゃん!」


「萌香ー、本心は?」


「制服にエプロン姿のアユミちゃんを見て可愛さにもだえ苦しみたい!」


「なあ、皆瀬さん。それ発想が完全にオヤジだぞ?」


「うっ。でも仕方ないじゃん…。アユミちゃん可愛いし。これが桜子ちゃんだったら、こんなこと言わないよ」


「萌香ー、思ってても言わないほうがいいことってあるのよ? そりゃアユミちゃんには到底敵わないけど」


 桜子ちゃんが萌香ちゃんの頭をぺしぺし叩いている。

 良治は何かを考えていたが、やがて結論を出したようだ。


「じゃあ、みんなで入っちゃうか? 料理同好会」


「えっ!? 良治たちも?」

 

 萌香ちゃんや桜子ちゃんが入るのはいいと思う。女の子だし。

 そりゃ有名なシェフは男性も多いっていうのはわかってるけど、高校の部活で男子が料理するかというとしないよね。

 そんな無理して付き合う必要はないんじゃないかな。

 

「あ、気にすんなよ? 料理してる女の子空間の空気を吸いたいだけだから」


「多川、お前本当に天才だな!」


 作られる料理より、その場の空気の方が欲しいの!?

 ちょっとよくわからない感性だ。でも今この場にいる良治、吉川君の二人はその空気が吸いたい人種らしい。

 もしかして僕がおかしい? それはないよね。


「女の子周辺の空気って、甘い味がしそうじゃん?」


「そんなわけないだろ! もう! そんな理由だったら、入らなくていいって」


「いや、俺は入る。俺は入るぞ、歩。なんなだったらまた土下座してもいいぜ? 入れてくださいって」


「俺もやるぜ、多川!」


「待って! 二人とも土下座と見せかけてスカートの中覗くんでしょ!? もうそれはいいよ!」


 僕らのやり取りを、微笑みながら先生は見ている。

 恥ずかしいところを見られてしまった。

 どんな気持ちであれ、男二人は入る気満々のようだ。桜子ちゃんや萌香ちゃんも、入るのに抵抗はなさそうだ。

 僕はどうなのかな…。部活動を楽しみたいという気持ちはあるけど…。


「ねえアユミちゃん、一緒に入ろうよ」


 萌香ちゃんが僕の肩に手を置いて優しく微笑む。萌香ちゃんは可愛いから、そんな風に笑顔を見せられると僕もどきっとしてしまう。

 高校で部活を楽しむ。これはぼっち慣れしてしまった僕の、ちょっとした憧れだった。

 先輩がいないと部活っぽくないと言われればそうだ。

 でも、今の僕はみんなと一緒に楽しめる方が大事かな。そしてその舞台も今はある。

 新しく部活を作るにも、活動内容がないから難しい。それに手続きとかもまだ調べてないし、作ろうと決めてすぐ作れるかもわからない。

 だけどこの同好会なら、今は誰もいない。僕らが入れば僕らだけで活動できる。願ったりかなったりの条件じゃないか。


「うん、僕、料理同好会に入る。」


 僕は大きく頷く。

 みんなもそれに合わせて頷く。


「あらあら、一度にこんなにたくさん入ってくれるなんて嬉しいわ。私の名前は最上もがみ 絵美えみ。二年生の古文担当だから、授業では会わないかもだけど、よろしくね」


 僕たちは白紙の入部届を最上先生からもらうと、その場で名前を記入して提出した。

 これで僕たちは料理同好会だ!

昨日は感想を沢山いただけました!

小説を書いていて、感想をいただけると本当に励みになりますね。

感想をくださった方、いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。


部活を決める話を3回にも及んで書きました(3日ためて1話分で一気に出せばいいというのは置いておいて)。

感想でも頂けていたのですが、部活を作ってしまおうか、それとも何かに入ろうか迷いました。

何かに既存の部活に入った場合、キャラクターが増えすぎて回しきれないかなと思ったため、今回のような形になりました。今でも5人が回りきってないので;;

完全に新規にトンデモ部活を作ってもよかったのですが、ある程度ありそうな部活に寄生する形のほうが手間が省けそうだったので、料理同好会に全員加入する形にしてみました。


9/6 一部文章を修正。

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