ランキング上位さん達。
とある昼下がりのセントラル。
今、そこはある話題でもちきりになっていた。
「なぁ、聞いたか?あの話」
「あぁ、あれか…。一気に広まったな」
「全くだ。人の口コミってのはすげぇな」
「はは。違いない」
「ね、あの人が来るって話聞いた?」
「あ、あの人ね。ここでの生活も終わるのかしら…?」
「うーん。そうだねー。戻りたいって気持ちと戻りたくないって気持ちが半々くらいあるや」
「私もそんなかんじー」
そして、もちろん、あの連中でもその話は知っていた。
「ねぇ、風子ー」
「うん?何?」
「なんか人が来るって話知ってる?」
「あぁ、なんかみんな言ってるね」
「でしょー。人の噂が流れるのは早いなぁ」
「なんだ、それも知らないのか」
「あ、紅蓮だ」
「あ、買い物に行かされてた紅蓮だ」
「いらん説明しなくていいっ!……さぁ、誰が来るか聞きたくないか?」
紅蓮が微妙に(←ここ重要)悪どい顔をしながら言ってくる。
…うわー、うざー。
「はいはいわかったわかった。ほら、買ってきたもの出して」
「うっわ!ひどっ!せめて聞くくらいはしてくれよ!」
「わかったって。聞くから、ほら。早くご飯出して」
「完璧聞く気ないよな!」
「うん」
「くぁあっぁぁあ!」
「紅蓮君ー。ちょっとうるさい」
「ないすつっこみ」
「ナイスじゃねぇぇ…」
紅蓮がなにやら叫んでいたがもう、ほっとこう。
紅蓮が買ってきた物を探る。
お、パンあった。
「風子ー。パン食べる?」
「あ、食べる」
「あんかメロン、どっちがいい?」
「んー…あん」
「ほいよ」
風子にあんパンを手渡す。
「にしても、やっぱりあのランキング上位の人達来るんだね」
「だねー」
「…知ってたのかよ!」
「むしろ知らないとは言ってないよね」
「くっ‥」
「ま、魔王のことはあの人等に任せよ。どうせ来たんだしね」
「ちょっと罪悪感あるけどねー…」
「いやいや、廃人だし、むしろ嬉しいでしょ」
「あ、そか」
「そうそう。私たちはのんびり寝て待てばいいのよ」
「最初は遊撃するとか言ってなかったっけ?」
「…。眠たいから寝てくるね」
「逃げた!?」
まぁ、そんなこんなで。今日も平和でした。
今度もし、暇で、向こうの居場所わかったら会いに行こうかな。
ども。
LIZAです。
くそ、8時か…。
予想以上に書くのが遅れたっていう。
とりあえず、なんとか更新。
今日の深夜から明日の明け方までには書こうかなー、とか思っとります。
書けるのかどうかは未定なんですがw
とりあえず、ここらへんで。
みなさまに良い週末がありますよう♪