龍さんの髭剃りに出かけましょう。そのよんくらい。
「おらよ‥っと」
紅蓮が大剣を振り、最後の風龍を倒した。
そして、倒れた風龍に紅蓮が小さなナイフを持ち、近づく。
ゆっくりとナイフで髭を切り離す。
結果は…。
「お、おし!取れた!」
「ほんと!?奇跡じゃない!」
「やったー!やっと終わる!」
「お疲れ様でした」
いやぁ、気分が良いってまさにコレだね。
素晴らしい、充足感っていうの?
とにかく気持ちいいね。
あ。そうだ。
「ヴァイス君おめでとう!」
『ぬ、あ、あぁ。ありがとう…?なのか?』
「なんでもいいと思うよ」
『そうか…』
「ところでさ」
『ぬ?』
「集めたやつってどうしたらいいの?」
『とりあえず、いつもの宿に戻ってくれたほうがいいな。人の形をつくる術は時間がかかってしまうのだ』
「じゃ、とりあえず、帰ろうか」
「ヴァイス君が変身したらどんなんになるのかなー」
「どんなんだろねー」
「とりあえず、イメージ的に、黒と白は入ってるよね」
「あー」
「ま、それは楽しみにしておこう」
私たちが街に帰ると、そこには…。
「なにこれ。遊園地開設?」
「へぇ、面白そうだね」
「あ、オレは無理だわ」
「この世界でよく作れますね…」
ピエロがいて、チラシを配っていた。
っていうか、どれだけ遊園地に行きたかったんだろう。
「よし、ヴァイスくんが人になれたら遊園地に行こう!」
「そうですね。たまには息抜きも…」
「どうしました?」
「いえ、よく考えたら、息抜きしかしてない気がしてきまして…」
「………」
「………」
「ヴァ、ヴァイスくんが人になったら遊園地に行こう!」
「そうですね、そうしましょう」
「うん。私も行きたい!」
「しょうがないけど、行くよ…」
そうして、ものすごく微妙な雰囲気になりながら私たちは宿に帰ったのだった。
ども。作者のLIZAです。
とりあえず、いつも通りです。
全くもっていつも通りです。
変わったことといえば、ポケモンのホワイトを買ったせいで生活リズムが壊れたことくらいでしょうか。
…できるだけ更新していきますので、お願いします><