龍さんの髭剃りに出かけましょう。そのさんくらい。
「…ういしょっと、すいません。迷惑かけました」
わたしは立ち上がりみんなに対して言う。
「いえいえ、誤射されても困りますし…ねぇ?」
「そうですねー」
「オレもそうかな」
「ま、とりあえず、行きましょうか」
みんなのあれは、照れ隠しということにしておこう。私の中では。
『主、それは無理があるのでは・・・』
「いや、大丈夫。うん」
『…そうか』
塔のニ層に繋がるワープ陣に向かっていく。
「さ、どうぞ」
「どもです」
紅蓮がなぜか最初に行こうとする。
レディファーストってあるでしょ。
ま、紅蓮にそんなの求めても無駄か。
その後には、風子、私、ガイアさんと続いていった。
「わー綺麗」
「下のも綺麗だったけど、ここも中々いいね」
「そうだな」
「あんたには言ってない」
「え」
「さ、見とれてないで行きますよ」
ガイアさんを先頭に、風子、私、紅蓮と並んで進んでいくと・・。
「あー、これが風龍ですか?」
「なんか蛇みたい」
「そうですね。人によっては羽蛇とか呼ぶ人も居るみたいですよ」
「へぇ・・・」
羽蛇とは言い得て妙だと思う。
まさしく、蛇のような細長くて濃い緑の体に小さな黒い羽が付いている。
そして、その口元には体の半分ほどの長さの髭が生えていた。
っていっても、
「風龍って、こんなにちっちゃいんですね」
「えぇ、そのようですね…」
そう、風龍は、50センチほどのモノがほとんどだった。
大きい奴で100あるかないかくらいかな。
「なるほど、取りにくいわけだ…」
「そういうことでしょうね。ま、適当に頑張りましょう」
「「はーい」」
風子と私の返事が被る。
よし、頑張ろう。
「じゃ、いこうか!」
「はい」
「うんー」
「おうよ」
『ぎゃきゅううぅぅぅ!』
私たちがやる気なのを感じ取ったか、羽蛇達が泣く。
よし、やってやろうじゃない。
ども。LIZAです。
ポケモン買いました。
楽しいです。
更新速度は落とすきはあまりないですけど、もしかしたら・・・。
そのときは気にせずに、他の方の素晴らしい小説でも読んで下さい。
では、みなさまに、よい祝日が訪れますよう。