休日 その2。
私が、のんびりと宿に帰っていたころ。
「いやー、今日は楽しかったな」
「うん。そうだね」
俺達は、買い物から帰るところだった。
いや、買い物というより、メインは遊びだった気がするけど。
「にしても、銃を使って射的って、よく考えたもんだね」
「あぁ、祭りのやつよりかは、難しかったけどな」
「そうだね」
遊び…セントラルの、娯楽施設はせいぜい賭博場くらいだ。
それなのに、なぜ、射的場なんかが出来たのかというと。
「いやー、よく考えついたな。あのオーナー」
「うん。しかも、銃は全部自分で調達でしょ?行動力が高いというか、商売が好きというか…」
風子が軽く、呆れた感じで言う。
…自分もかなり楽しんでたくせにな。
「まぁ、とりあえず、さっさと帰っちゃおー?」
「そうだな。暗くなるとアレだし」
うん。オレは昔から真面目なんだ。
自分で言うのもアレだけど。
「ん、なんか…嫌な感じしない?」
「んー?そうか?」
「気のせいだと良いんだけどねー…」
「気にしすぎてもダメだぜ」
「…そだね」
「よーし、帰ったら、飯食おーぜー」
「ビーフシチューとか食べたいなぁ」
「なんだそれ」
「なんとなくね」
こんばんにちは。
なんとか、13話目です。
さぁ、話をどうするか・・・
明日(今日)いっぱい使って頑張ろう。