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1980s

1980年高度経済成長はとどまることを知らない。大都市圏は大きく成長し貧富の差は大きくなった。東京ではたくさんのビルが立ち並ぶ景色とは裏腹に一部では木造のぼろぼろの家が立ち並ぶ街が連なっていた。政治は腐敗し街中では多くのデモが発生していたそんな現状に対し政府はデモに対して自衛隊を派遣するという前代未聞で本来ありえない決定を下したのだ。その決定によって都市に住む市民は自衛隊や警察を恐れた。街中ではネオン街の裏側で飢え死にかけたホームレスなどが多くいた。そんなネオン街を歩く一人の男がいた彼の名前は佐藤、自衛官だ彼は酔いながらふらふらと夜のネオン街を歩いていた。彼は酒屋に入ると酒を注文し一人酒をたしなんでいたそんな中彼の後ろの窓の外ではデモ隊が騒音を立てて進んでいたこの町では見慣れた景色だったが彼は特に見慣れているはずだった彼はデモ隊に対して幾度もなく出動し鎮圧してきた。彼はこうつぶやいた

「チッうるさいな」すると店主は口を開いた「仕方ありませんよなんせこの前税金がまた上がってあいつらにも後がないんだ」すると」、テレビから話し声が聞こえた(20世紀最大のプロジェクトである新都市構想 ネオニッポンプロジェクトは着々と工事が進んでいます東京湾の埋め立てはすでに60%が終わり大阪湾埋め立て事業は一時停止していたものの現在は工事が再開し30%程度進んでいます。続きまして一週間の天気を…)店主「はぁ~一体政府は何をやっているのか…おや?お客さんもう帰るんですか?」佐藤は何も言わず金を置いて店を出て行った。彼はもともと愛国心にあふれる青年だったしかし高度経済成長により自衛隊の予算も増大し自衛隊内部も腐敗が広がっていた。

一部の官僚や上官は防衛費の一部を着服していた。そんな状況を士官である佐藤は不信感を積もらせていた。そんなある日、いつものようにデモに対して出動し部隊の指揮をとっていた時彼はあるものを見たそれは、小さな少女までもが自分に対し刃を向けていたということだ。彼が少し複雑な気分になっていると無線聞こえた「催涙弾や小銃の使用も許可する」その時だったデモ隊が急に警察を押しのけ火炎瓶を持った男が走ってきた佐藤はとっさに小銃を向け威嚇射撃をしたが男は止まる気配がなかった仕方なく彼は男の足を狙ったしかし、その弾丸は男の胸部に当たってしまった男は最初こそ悶えていたがすぐに動かなくなったその瞬間にデモ隊の人々は一瞬静まり返りその後叫び声や怒号が響いた驚き逃げ惑う人々や警察に殴りかかろうとしようとしている人々をしり目に佐藤は茫然としていた彼は自分が人を殺したという事実を受け入れられそうにもなくただただ茫然としていたすると警察官を押しのけ一人の少女が走ってきたその少女は死んだ男の遺体の前で止まりしゃがんで泣き始めた佐藤はその景色すらただ何も言わず見ることしかできなかった仲間の兵士の赤城が少女に近づこうとしたとき佐藤は彼女が何か言っている事ににづいた「殺してやる…殺してやる…」すると少女は刃物を持って佐藤に走りかかってきた彼は動かずその状況をただ見つめていた。少女は大きな声で言った「よくも父を…お前らなんか殺してやるー!」少女の持った刃物が佐藤に近づいたとき赤城が走ってタックルし少女は押さえつけたほかの仲間は少女に対し震えた手で小銃を向けていた少し待って警察官を仲間の一人が代呼んできて少女は連行されていった。佐藤は夜になってもあの時少女や群衆の人々が向けた自分へ対するまるで汚いようなものを見るような恨みを持った目が頭から離れなかった。彼が起こした殺人事件は裁判でも状況や男の言動さらに上層部から小銃の使用を許可されていたことからから正当防胸に当たってしまったのは不慮の事故だったったとして彼への責任はないものとされた。しかし、民衆はもしかしたら自衛隊上層部や政治家が自らの責任を恐れ裏から手を伸ばしたのではないかとデモはより過激になり死んだ男を英雄と呼ぶものまで現れ始めた。そんな中、佐藤はいまだ自分を責め続け一体何が正義なのかわからなくなってしまった。数週間過ぎ外出届を出し駐屯地から出て酒屋にむかった。酒屋に入りやけ酒した。彼はずっと自分は一体何をするべきなのかを考えていた。そんな佐藤をほかの客は冷たい視線で見ていた。彼はずっと市民やほかの隊の隊員からの冷ややかな視線に気づいていた。しかし彼は自分を責め何も気づかれないようにただ気づいていないふりをした。

長い文章を考えるのは結構難しいんですね…

自分的にはAKIRAとか好きなのでそんな感じの世界観にしてみました。

良ければこれからも応援してください。

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