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人々が喜んだ日

 暗闇の中、僕の隣から君の泣き声が聞こえる。

「・・・・・・・・(どうか泣かないで)」

伝えたいのに声が出ない。段々と意識が遠のいていく。

(神がいるなら僕の最後の願いを聞いてくれ、、どうか僕の隣で泣いて、、、いる彼女をもう一人ぼっちにさせないでくれ)

もぅ、ダメだ、ごめんね。感覚の無い右手を君の手があろう場所にもっていく。最後にまた君の手を繋げただろうか。真っ暗な中、最後に見たのはたった一つの光だった。


 私は泣いている、右手を失い、胸を貫かれた君の隣で。泣くことしかできない自分が恨めしい。君の唇が微かに動く、

「・・・・・・・・」

何も聞こえない。その後君の右腕が私の足に当たる。

君はもう動かない。私はまた、君の右手を抱きしめながら涙を流す。

「一人ぼっちはもう、、イヤ、」

 今まで繋いだ温かい君の手だけが私を暖めてくれる。

皆さん初めまして、カゥルブです。初心者ですので、誤字脱字があったり伝わりにくい所が多々あるかもしれません。その時はご指摘してください。よろしくお願いします!

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