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 どうしよう。

 僕は頭を悩ませていた。

 僕は大失態をしてしまった。


 失態1。

 家出の原因の一つでもあったアリスの正体に今まで気づかなかったこと。相手が本名を名乗らなかったからって、1ヶ月以上も気づかなかっただなんて、失礼極まりない。まさか、菅原家のお嬢様が占い師をしているなんて思わなかったとしても。


 失態2。

 アリスの誕生日パーティーでプレゼントを渡していないこと。たとえまだ納得してはいなくても、こ、婚約者に花束一つ送らないなんて。あぁ、そういえば、おめでとう、の一言さえ伝えていない気がする。


 これらの失態はどうしたらいいのだろうか。


 夕食時、なんだかニコニコのアリスの前で僕は意気消沈しながら黙々と食べた。

 ナイトが、なんか悩みがあるならアリスに占って貰えば、なんて言うけど、そんなことできるわけがない。

 ただ一言、僕は勇気を振り絞って口に出した。

「アリスさん、お誕生日おめでとうございます」


 アリスはニッコリ笑って、ありがとう、と言ったけれど、これで終わりってわけにはいかないよね…。

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