***** 第1章までの登場人物 *****
小野山です。
今回は第1章に出てきたキャラクターたちの紹介編です。第1章終了時点での設定となります。今後変更が起こる項目もあると思います。
尚、特に本編が進むわけではないので、興味がない方は読み飛ばしてもらっても構いません。
2018/12/19 第2章以降の登場人物紹介に合わせ情報を追加。美奈子さんの項目を追加
2019/4/3 アリスの容姿について誤りを修正
2019/4/14 微修正、後書きを一部削除
◆恋墨ありす(アリス)
・女、10歳(8/8生まれ)
・好きなもの:ヒーロー物(特にマスカレイダー)、ゲーム(特にアクション、RPG)
・容姿:
ありす)黒髪、薄い紫の瞳。ちびっ子。
アリス)金髪、紫色の瞳。10代中頃~後半の姿
・一人称:
ありす)わたし
アリス)オレ
・口調:
ありす)普通の女口調。ゆっくり考えながら話している。口癖は「ん……」。
アリス)乱暴な男口調。ちょっとオラついている。
・家族:父、母(美奈子) ※その他親戚については一切不明
■霊装
・『杖』:先端に大きなハートの宝石が付いた王錫
・『麗装』:白い露出度の高いお姫様ドレス。王冠や手袋、ブーツ、アクセサリも合わせて『麗装』となる
■魔法
・mk:思い描いた通りの物体を作成する。
・md:mkで作成したものを含め、霊装にも使われている『マジックマテリアル』の形を思い描いた通りに変形する。
・ab:マジックマテリアルに対して指定した効果を付与する。
・ext:mk、md、abの組み合わせで作成した一連の魔法に名づけをする。また、『神装』魔法を発動させる。
・cl:extで名づけした魔法をmk等を用いずにショートカットで実行する。『神装』は不可
・rl:魔法を強制的に消し去る。あまり使わない。
■ギフト
・【殲滅者】:クエスト中にとどめを刺したモンスターの数に応じてステータスを上昇させる。
■代表的な魔法
・剣雨:無数の剣をmkで作り出し、それを相手に投げつける魔法。刃が突き刺さらないような相手には通じにくい
・赤色巨星:《流星》系の魔法に《巨大化》等を付与した魔法。今のところアリスの使う魔法では『神装』を除いて最大威力となる。
・竜殺大剣:神装。『杖』を超巨大な剣とする。元となった伝説より性質を引き継ぎ、『ドラゴン系モンスターへの特攻』を持つ。また、不死の存在に対してもダメージを与えることが可能
・嵐捲く必滅の神槍:神装。『杖』を嵐を纏う槍へと変え投擲する。魔力消費量は固定で約9割程。これも元の神話より、『標的への絶対命中』という性質を持つ。また、『ゲーム』中では余り活かされることはないが、『戦士・勇者への特攻』『武器破壊』という隠れた特性がある。
■初期設定
・最初にネタを練ってた当初は、かなり壮絶ないじめられっ子だった。性格も「暗い」「微妙にねじ曲がっている」「卑屈」となっていた。
・初期設定での名前は「桜ありす」。実際に火龍戦辺りまで書いていた時は、「桜家の~」等のように記述していたが、別キャラの苗字に使うため「恋墨」に変更。
ちなみに、作者がよく使うコンビニの店員さんの名札を見て適当に当て字をしただけである。
・更に遡った初期案では、
(1)ありすが日本からの転生者
(2)ありすが異世界から日本への転生者(この案の場合、舞台は現代日本となった)
(3)ありすもラビと同じく日本からの転生者
のパターンもあった。話がややこしくなるので、今は上記案は没となっている。
■作者より裏設定等
・名前はちょっとロリータ趣味っぽい感じを出したかったため「ありす」に。「アリスの流儀」を書く前に練っていた別の話にも、「アリス」という名前のキャラがいた(いじめられっ子ではないが、その他性格等はそちらの設定を引き継いでいた。ちなみに、本作のアリスとは全く異なり、ゴスロリ衣装でチェーンソーを武器にする戦士タイプのキャラだった)。
・「ありす」という名前に引きずられて、デスゲーム風味を考えていた頃は、「~の国のアリス」をモチーフにしようとしていた頃もあり。ラビが兎っぽい姿なのもそのころの名残。
その他の登場人物も「~の国のアリス」にちなんだ名前にしようとしていたが、モチーフ自体使わないことにしたため没(本編に未登場のキャラで、そのころに名付けたキャラがいずれ出てきます)
・父親は帰化している。元の国籍は不明。
・最初のころはアリスの口調は、一人称が「余」の王様口調というか尊大な口調だった。書きにくかったので、今の男口調へ変更したという経緯がある(火龍戦辺りまではその口調で書いていたので修正した。どこか修正漏れがまだあるかも……)
・本作に登場する悪役キャラクターを含めた全キャラにおいて、おそらく彼女がぶっちぎりの『異常者』。
◆ラビ(冠城りょう)
・性別なし(前世での性別も不明。年齢不詳)
・趣味:幅広く色々とやるが、これといったものはなし
・最近の悩み事:夜が暇(眠れないので)
・容姿:長い耳の生えた猫っぽい生き物
・一人称:私
・口調:男か女かよくわからない喋り方。ちょっと親目線。微妙にネットスラングが混じっている。
■初期設定
・ありすがいじめられっ子設定だった頃は、もっとドライな性格だった。お互いに『ゲーム』以外のことには深く干渉せずを貫く関係だった。
・「~の国のアリス」モチーフだった頃の名残で、兎っぽい生き物となっている。名前の『ラビ』もそのころの名残。今はどちらかというと『猫』っぽい生き物。
・前世での情報は一切明かされない予定だったが、名前と死んだ経緯だけは明かすこととなった。それ以外の個人情報は一切不明(今後も明かすつもりなし)。
■作者より裏設定等
・一応本編の主人公の一人ではあるものの、本人には全く戦闘能力はなくサポートオンリーのキャラ。『現代日本から転生して最強キャラで無双』という話にするつもりがなかったのでこうなった。
・第1章1話で自己申告している通り、何度も死にかけているため自身の生死については達観している。
・ありすについて色々と言っているが、彼(彼女)も結構な『異常者』である。
◆堀之内美鈴(ホーリー・ベル)
・女、13歳(12/24日生まれ)
・好きなもの:可愛らしいもの、愛らしいもの、ゲーム全般
・容姿:
美鈴)金髪ストレート、スレンダー美人、背は高め
ホーリー・ベル)銀髪ツインテール、10代前半頃の姿。美鈴時よりも全体的に小柄
・一人称:変身前後共に「あたし」
・口調:変身前後共に普通の女言葉。変身後の方がやや女の子っぽく、変身前は若干姐さんっぽい。
・家族:父、母
■霊装
・『天道七星』:七つの石で作られたブレスレット(ただし不格好すぎて腕に巻けない)。
・『精霊の加護衣』:露出度の高いレオタードに、手袋、ブーツ、ケープ等。基本形態は『羽装』となる
■魔法
・ロード:『天道七星』の形態を変化させる。本編中ではホーリー・ベルは8種類の変化しかさせていないが、やろうと思えば他にも色々と換えることは可能
・エクスチェンジ:『精霊の加護衣』の形態を変化させる。扱える属性そのものが変化するため、使う魔法の性質が大きく変わる。
・オペレーション:自分の考えた魔法を実行する。同じ魔法でも、その時扱える属性によって魔法の性質が変化したり、特定の属性でなければ使えない魔法も存在する
■ギフト
・【装飾者】:身に着けている装飾品に魔法(オペレーション限定)を封じ込める。封じ込めた魔法は消費なしで実行することが可能。実行はホーリー・ベル本人以外でも可能。
■天道七星の各形態
・ドゥーベ:右腕に装着する巨大な爪付き手甲。腕力強化、直接打撃を行う魔法の威力強化効果を持つ。
・メラク:槍。使用する魔法の威力を強化するが、消費する魔力量が増大する。
・フェクダ:弓。『~ボルト』等の射出系魔法の射程を強化する。また、射程の範囲内であれば飛距離に伴う威力の減衰を無くすことが出来る。
・メグレズ:杖。使用する魔法の範囲を拡張する。魔力の消費量には変化がないため、メラクの下位互換とも言い切れない。
・アリオト:鞭。使用する魔法の範囲を拡張する。メグレズと異なり、鞭の周囲全てが魔法の範囲となる。その性質のため『~ボルト』等の射出型の魔法とは相性が悪い。
・ミザール:双剣。ミザールとアルコル。機動力強化。ちなみに、アルコルの方が一回り小さい。
・ベネトナシュ:大楯。防御力強化。また、防御系魔法強化や魔法そのものの強度を上げる効果がある。
・セプテントリオン:光り輝く七つの光球。あらゆる能力、魔法を超強化するが、一度魔法を使うと霊装自体が破損してしまう。
■精霊の加護衣の各形態
・羽装:風属性。デフォルトで飛行能力を持つ。基本形態でもある。
・炎装:炎、熱属性。ある程度の攻撃を炎のバリアで迎撃、直接攻撃についてはカウンターをすることが出来る。
・鉄装:土、金属属性。霊装そのものが鎧のように硬くなる。本編中では未使用だが、袖や裾が鋭くなり切り付けて攻撃することが出来る。
・癒装:属性なし。この形態の場合のみ回復魔法が使えるようになる。また、状態異常に対する抵抗力が上昇する。
・氷装:水、氷属性。火炎だけでなく、冷気に対する防御力が上昇する。
・星装:光、熱属性。熱源を伴う光も、伴わない光もどちらも使える。光の屈折を利用して一時的に姿を隠すことが出来る。
・黒装:闇、重力属性。特殊効果なし。
・絶装:全ての属性を兼ね備えた最終形態。全ての魔法を魔力消費なしで扱うことが出来るが、一度『絶装』を纏うと魔力切れになるまで解除できなくなる、かつ魔力を常に消費し続けるようになる。
■代表的な魔法
・ボルト系:各種属性の『矢』を放つ魔法。威力は低めだが、消費も少なく連射が可能。
・ディスインテグレーション:分解魔法。各属性に対応した物質を問答無用で分解することが可能。
・ヒール:回復魔法。『癒装』でのみ使用可能。属性なしの魔法なので、実は『絶装』では使うことが出来なかったりする。
・ヘヴンズクライ:『絶装』のみ使用可能、かつ『天道七星』が『セプテントリオン』でなければ使えない、ホーリー・ベル最大の極限魔法。
■初期設定
・元々は存在しないキャラだった。
初期案のデスゲーム風だった頃、ありすに『デスゲームであること』を自覚させるために作ったキャラだったりする。つまり、いわゆる『マミさん役』である。
ホーリー・ベルのキャラ設定の変遷は以下。
1)出てきてすぐにモンスターに殺される
2)アリスのライバル的な嫌味なキャラとして何度か登場して、モンスターに殺される
3)いやいや、そんなキャラが死んだところでアリスが何か思うか? と考え直し、アリスの先輩兼相棒として設定し直し(これが現在のホーリー・ベル)
・最初に『ホーリー・ベル』という名前を考え、それから『堀之内美鈴』という名前を作ったという経緯の持ち主。他のキャラは大体、魔法少女時の名前を後で考えているので珍しい方。
■作者より裏設定等
・色々と彼女の設定を練っていく上で、『あ、この子……死なせたくないな……』と思ってしまったのが、今のアリスマティックになった原因。
美鈴を物理的に死なせたくなかった故に、初期案のデスゲームちっくな話を取りやめたという経緯があります。大体美鈴のせい(おかげ)。
・おそらく、本編中に登場する女性キャラではトップクラスの美少女。
・本人は背が高いことを気にしている。
・本編中でもラビが触れた通り、ありすのことは覚えている。というか、マックで再会した時にはもう気付いていた。
◆ジュジュ
・男、年齢不詳(かなり若いらしい)
■作者より裏設定等
・ホーリー・ベルの相方として作ったキャラ。それ以外ほとんど何も考えていなかった。
・如何にホーリー・ベルを退場させるか、ジュジュを退場させるか、を悩んだ結果ああなった。
・本名は不明。退場後にどうなったかも現時点では不明。
◆”七燿桃園” 桜桃香
・ありすのクラスメート
◆鷹月あやめ
・桃香のお世話係。高校生。
◆美藤
・ありすのクラスメート
◆恋墨美奈子
・ありすの母親。
■作者より裏設定等
・実は無類の酒好き
・旦那さんは海外出張中
・「恋墨」は美奈子の方の苗字。つまり、旦那さんは婿養子?
・初期デスゲーム時代、まだ『ゲーム』の設定が固まり切っていない頃の設定だと、実は「元・魔法少女」という設定があった(だからラビのこともすんなり受け入れた)。
再びの小野山です。
本当は第1章に出てきたモンスターも紹介する「モンスター図鑑」も一緒に書こうとしていたのですが、分量がちょっと多くなりすぎてしまうのと、ちょっとアイデアを思い付いたので今回は省きました。




