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7-08. エンジェル・ハイロゥ 7. 天使へ対抗

「うふふっ、ありがとうございました。とても楽しかったです♪」

「……」


 対戦終了後、にこやかに――本当に邪気なく笑顔を浮かべるガブリエラだったが、こちらは憮然とした表情のままだ。

 負けは負けだ。少なくとも私が見る限り、別にガブリエラたちが何かのチートを使ったとかそういうわけではない。純粋に実力で負けてしまったのだ。そこに物言いをするのは潔くない。

 とはいえ、だからと言って完全敗北を喫した相手に『楽しかった』と言われて喜べるほど、お目出度い頭をしているわけではない――私だって、アリスたちだって。

 ……まぁ、私的にはどっちかというとガブリエラたちの反則じみた強さと能力に唖然としている、といった方が正確なんだけど。


”さて、時間も遅いし一旦現実へと戻りましょう”

”……そうだね”


 空気が重いことを察知したのであろうピッピの提案に乗っかり、とにかくこの場を後にすることに。

 ガブリエラはニコニコしたまま、こちらに手を振っている……。

 ……むぅ、何だろう、この違和感というか何というか……?

 いや、考えても仕方ないか。


”それじゃ、皆戻ろう”


 何にしても時間が遅いというのだけは事実だ。

 反省会やるにしても、今日はもう遅いし明日になるかなぁ……。

 私たちは対戦フィールドから抜け、現実世界へとさっさと戻っていった……。




*  *  *  *  *




 ありすの部屋へと戻って来た私たち。

 時間は――もうすぐ21時か。


”ありがとうね、ラビ”

”……いや”


 お礼を言われることじゃないけど……これはこれでちょっとイラっとくるなぁ……。


”再戦は――流石に今日はもう無理ね”

”そうだね。私たちの方もそうだけど、そっちもでしょ?”


 これは確信はないけど。


”ええ。本当はこの時間も結構ギリギリだったのよね……”


 ふむ? ガブリエラたちの本体も、ありすたち同様早めに寝るようにしているからだろうか。

 ……そういう現実世界での事情がありつつも、どうしても私たちと対戦しなければならない『理由』が何かあったのではないか、とは思えるけど……それは多分今聞いても教えてはくれないんだろうな。


”どうしましょうか?”

「ん、当然、やる」


 ああ、また対戦するかどうかってことか。

 ありすは負けたものの落ち込んでいる様子は見えない――というかまぁありすは表情からだといまいち心の中が読みづらいからどう思っているのやら。

 まぁ私としても負けたままってのは癪だし、どうしても私たちと対戦しなければならない『理由』も気にはなる。

 ……反面、あんまり関わり合いになりたくないっていう思いもあるんだけどね。どう考えたって厄介事の気配しかしないし。


”んー……ちょっと待ってね”


 遠隔通話を使って桃香と千夏君に聞いてみると、明日は大丈夫だと返事があった。

 明日は千夏君も塾はないし、今日よりは早めの時間から対戦出来るとのことだ。


”じゃあ……明日は18時からでどう? ピッピから対戦を挑んでもらうことになるけど”


 一度対戦をすれば、ピッピの方から私に対戦依頼を掛けられることは既に経験からわかっている。

 ピッピがどこにいるのか教えてくれるのであれば私から向かってもいいんだけどさ。


”それは構わないわ。また私から対戦を挑むことになっちゃうけど……”

”うん、いいよ。対戦時間は少し長めにして、他の条件は今日と同じにするつもりだから”


 むしろ、今の状況だと私からピッピに対戦を挑む方が怖いか。

 彼女が何を考えているのかさっぱりわからないから、ユーザーへのダイレクトアタック有りにしてくる可能性だって今は否定できない。

 ……流石にいきなり命狙われる心当たりがないけどさ。


”了解よ。それじゃ、私はこれで帰るわね”

「ん……大丈夫?」


 ……ああ、『鳥目』だから大丈夫かってことか?

 ありすの言っていることの意味がわかったのか、ピッピも笑って答える。


”ええ、私は大丈夫よ。

 それじゃあ、おやすみなさい。また明日ね”

”うん、また明日”


 こうして唐突に現れて私たちに対戦を挑んできたピッピは、来た時同様にあわただしく帰って行ったのだった……。




”――さて、今日のところはもう寝ようか”

「ん。

 ……でも、悔しい」


 言葉通り、悔しそうに顔を歪めてありすは言う。

 私だって悔しいって思いはないわけではない。

 でも、それ以上に無事に対戦が終わってくれてほっとしている気持ちの方が強いのだ。

 ……そのあたり、私とありすではまだまだ『ゲーム』に対する意識に差はあるよなぁ、と改めて思い知らされる。


”ま、何にしても明日だね。桃香と千夏君も交えての反省会も、明日対戦前にやろう。

 ……次は私も作戦会議に参加するよ?”

「ん、おねがい」


 実際に戦ってみて大体相手の能力はわかったとは思うけどね。

 ただなぁ……正直、今回に関しては最初から私が口を出したところで勝てたかどうかは怪しいという思いはある。

 とにかくガブリエラの異常なまでの強さは、スカウターで能力を知ったところでどうしようもない気もするし。

 ウリエラとサリエラも能力が厄介なのもそうだけど、ジュリエッタたちの攻撃を回避し続けるくらいの実力はあるのだ。

 総合力という点において、かつてないほどの強敵であることは間違いない。


”よし、今日はもう寝よう! おやすみ、ありす”

「ん、おやすみ、ラビさん」


 今色々と思い悩んでも仕方ない。

 こういう時は、とりあえずしっかりと寝て諸々の疲れを取ってからだ。

 ピッピの襲来というハプニングがあって予定は狂ってしまったが、ようやく私たちの一日が終わったのだった。




*  *  *  *  *




 さて、翌日の夕方――


「おーし、んじゃリベンジに向けて、対策会議はじめっぞ」

「ん」

「はい♡」


 遠隔通話ではなく、マイルーム内において対ピッピチームの対策会議が始められることとなった。

 ピッピとの対戦は18時頃と割とアバウトな時間としている。

 今は17時半ちょっと前なので、そこまで長い時間話しあえるわけではないが、何もしないよりは全然マシだろう。

 ……何よりも、ありすは当然として、負けず嫌いの千夏君に、なんと桃香までやる気に満ち満ちているのだ。

 皆がそこまでやる気になっているのだから、私としても水を差す気にはなれない。

 むしろ、本気で勝ちに行くために色々考えないといけないだろう。


”じゃあまず――ガブリエラたちの能力についておさらいしようか”


 実際に戦って目にした能力と私がスカウターで見た能力をまとめて、一回彼女たちがどんな能力を持っているのかをまとめてみた。


「ん……ガブリエラは……持ってる魔法が四つ」

”うん。オープン、クローズ、ゲート、リュニオンだね。それと、ギフトが【詠唱者(シンガー)】。スカウターで見た限りだと、これで全部だね”


 スカウターで見えるのは、魔法とギフト合わせて3つ。それ以外は全部マスクされるようになっている。

 で、マスクされていたのは魔法1つとギフトだけだったので、ガブリエラが持っているのはこれで全部のはずだ――まぁ昨日の対戦の後、成長して新しい魔法を得たとかなれば話は別だが……そんなレアケースは考えても仕方ないだろう。


「ウリエラさんは……えっと、ビルドとリビルド、それにアニメートでしたね」

「で、サリエラはクラッシュとブラッシュだったな。

 そういや最後にギフトも使ってたけど、どっちがどっちかわからねーんだよな……」


 ああ、そのことについては私から説明しよう。


”大丈夫、それはわかってる。

 ウリエラが【消去者(イレーサー)】、サリエラが【贋作者(カウンターフェイター)】だね”


 これはスカウターでわかったことだ。

 私が見た時、ウリエラについては魔法3つがわかりギフトが不明だった。

 で、サリエラの方なんだけど、彼女については全ての能力が見えていた――つまり、魔法2つにギフトしか持っていない、ということになる。

 サリエラのギフトが【贋作者】というのがわかっていたので、消去法でウリエラの方が【消去者】となる。


「最後にしかギフトは使いませんでしたけれども……」

「たぶん、温存していただけ……きっと、普通に使うことができるはず」

「だな」


 そう、ウリエラとサリエラはギフトを使えなかったのではなく、あえて使わなかったのだろうと思う。

 使わずに勝てるのであればそれでいいが、もし使わざるを得ない状態になったら――それくらいアリスたちに食い下がられたとしたら、一体どこでギフトを使うのが効果的であろうか? そういうことを考えていたのだろう。

 結果的に、最高のタイミングで彼女たちはギフトを使用したと思っていいだろう。

 ……あそこでギフトを使われなければ、もしかしたら逆転の目が残されていたかもしれない、そうも思える。


”【贋作者】についてはスカウターで見れたから説明できるけど、結構ヤバい能力だね。

 発動中の魔法について、『7割の性能』の偽物――贋作を作るっていうギフトだって。魔力も7割で消費するみたいだけど”

「んー……《嵐捲く必滅の神槍(グングニル)》もまねっこしてきた……」

”そうだね。まぁ威力自体は本家には到底敵わないみたいだけど、威力が大幅に殺がれちゃったね”


 元となる魔法の『7割』というのがポイントだ。

 完全コピーだったら、ほぼチートと言ってもいい能力なんだけど……。

 7割とはいえ侮ることは出来ない。

 数値の上では、同じ魔法をぶつけたとしたら威力の7割を相殺できる、ということなのだから。

 実際にアリスの《嵐捲く必滅の神槍》もそれで大幅に威力を落とし、ガブリエラに片手で止められてしまったのだ――理屈ではガブリエラに届いた威力は元の3割にしかならない。これでは直撃したところで大したダメージにはならなかっただろう。


「わたくしの《イージスの楯》を消したのは、【消去者】の方でしたよね? あちらもなかなか酷い能力だと思いますわ」

「ああ。流石に何の消費もなしとは思えないから連発はできねーとは思うが……」


 ウリエラの方の【消去者】も相当厄介だ。

 こちらは魔法そのものを消し去る、という名前通りの効果を持っているっぽい。

 千夏君の言う通り、何の消費もなしとは流石に思えないので、おそらくは魔力を消費するとか回数制限があるとかだとは思うんだけど……スカウターで見れない以上はっきりとしたことはわからない。

 こちらのギフトの強力な点は、問答無用で魔法を『消す』ということだろう。

 前回の対戦では《イージスの楯》をも消し去ったのだ。おそらく、アリスの神装やらも消せると思っていた方がいい。


「んー……ガブリエラの【詠唱者】だけはよくわからなかった」

”そうだねぇ。あれも最後、三人が合体した時にしか使わなかったからねぇ……”


 割と謎のギフトなんだよね。

 見た感じの効果だと、ガブリエラが魔法を使うのとは別に、並行して各種魔法やギフトを使うことが出来る、って感じだったけど。

 ガブリエラが合体する前に使ってこなかったのは――うーん、ウリエラたちが温存していたのとは違う理由な気はする。

 ……ひょっとして、ガブリエラ単体だと使いづらいギフトだから、かな? 断定は出来ないけど。


「気づいたことが一個ある」

「ん?」

「前回の戦いだけだと短くて確信までは持てなかったが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、と思う」


 ほう?


「あいつら、戦っている最中にチラチラとガブリエラの様子を窺ってたんだよな……」

「ああ、確かに。アリスさんたちの方を気にしているだけかと思っていましたが……」

「俺も最初そうかと思ったんだけど、それにしちゃ頻度が高かったし、何よりもあいつらが見た後にガブリエラの動きが変わることが多かったように思うんだよな」

「んー……ウリエラたちがガブリエラに遠隔通話で指示してた?」

「かもしれない、ってくらいだ」


 なるほど。

 遠隔通話だったら相手に聞かれることなく、隠れて指示を出すことも可能か。

 ……そういえば、一回だけガブリエラが誰かと話しているような様子を見せたことがあったっけ。

 確かあの時はリュニオンを使ったはいいものの、アリスによってはじめてダメージを受けた時だったな。

 ウリエラたちがそれを見て、リュニオンを一旦解除するように指示を出していた……そんな風に確かに思える。


「じゃあ、どうやって戦う……?」


 根本的な課題は残ったままだった。


「うーん……」

「難しいですわね……」


 千夏君と桃香も、そこについてはまだ答えらしきものを見いだせていないようだ。まぁ私も同じだけど。

 でもこのままうんうん唸っているだけで時間の浪費をして、また対戦に挑むというようなことは避けたい。


”具体的な戦術ってわけじゃないけど、『戦いは相手の嫌がることをやる』っていうのを聞いたことがあるよ”


 相手が嫌がること――まぁ平たく言えば『弱点を突く』とか『苦手な距離で戦う』とか、そういうことだ。別に卑怯な真似をしろというわけではない。


”前回の対戦フィールド、はっきり言って相手に結構有利なところだったと思う”

「確かに……わたしは戦ってないけど、ウリエラの《ゴーレム》が強力になったと思う……」


 これが例えばコロシアムとか平原フィールドみたいな場所だったら、《ゴーレム》も土とかで作るしかなくてそこまで脅威ではなくなるはずだ。


「でもきゃっか」

”えー?”


 あくまでありすはランダムでフィールドを選んで欲しいらしい。

 ……まぁ別にいいけどさ……。


「まー、何が何でも、って場合はフィールド選びも重要になってくるだろうけどな。今回は、俺もありんこの意見に賛成かな」

「ええ。勝つのであれば、相手が言い訳できないくらい、完璧に勝ちたいですわ♡」


 …………千夏君も桃香も、すっかりとありすイズムに染まってしまってるなぁ……。

 いや、まぁ言いたいことはわかったので私からはこれ以上反対すまい。


”じゃあ別の方向から考えて――ガブリエラたちが嫌がることって何だろうね?”

「ん……まず、三人が分断されること」

「もっと言えば――ウリエラとサリエラが分断されること、じゃねぇかな」


 おそらくリュニオンでの合体は、ウリエラかサリエラのどちらかだけとでも出来るだろう。

 だからガブリエラとは出来るだけ合流させたくない。

 でもそれ以上に、千夏君の言う通りウリエラ・サリエラを出来れば分断させておきたいところではある。

 どちらも直接的な戦闘力はかなり低めだろうとは思う。

 サリエラの方は破壊魔法(クラッシュ)のおかげで攻撃力は低くはないんだけど、逆に言えばそれしか攻撃手段がない。

 ウリエラに至ってはビルドなりを使って《ゴーレム》を作らないと自力ではほとんど何も出来ないだろう。


「見た目によらず攻撃力が高い、というわけではなさそうでしたものね」

「ああ。サリエラのクラッシュで岩とかを砕いて、ウリエラのビルドの材料にする、とかも厄介だし、ビルドした《ゴーレム》をブラッシュで強化されるのも厄介だ。あの二人を分断できれば、各段に戦闘力は下がると思う」

「後は……ギフトを同時に使われるのを避ける。

 【消去者】で魔法を消されるのも、【贋作者】でまねっこされるのも、別々ならまだ何とかなる……と思う」

”そうだね。ギフトを使われても、二人同時に使われない限りはどうにか出来そうな気はするね”


 例えばヴィヴィアンだったら、一体の召喚獣を【消去者】で消されても別の召喚獣を呼び出せば済む――【消去者】が複数同時に魔法を消せるかはまだわからないけど、《イージスの楯》を消して《嵐捲く必滅の神槍》は【贋作者】で迎え撃ったことを考えれば、少なくとも短時間で同時に魔法を消すことは出来ないはずだ。


「……となると――こういうフォーメーションがいいだろうな」


 そう言って千夏君が提案した内容は、私の目から見ても理に適っていると思われるものだった。


「まず、ガブリエラはお嬢(ヴィヴィアン)が相手する」

「わたくしですか?」

「ん、わたしもそれがいいと思う。ガブリエラ、ものすごく強いけど……召喚獣をまとめてどうにか出来る能力は、たぶんない」


 物凄いパワーで召喚獣を力尽くで破壊する、くらいは出来るかもしれないけど、少なくともウリエラのクラッシュみたいな凶悪な魔法は持っていないはずだ。


「で、サリエラの相手は(ジュリエッタ)がする。俺の魔法だったら、【贋作者】を使われてもそんな面倒なことにはならねーと思うし……ってか、多分【贋作者】使えねーんじゃねーかな?」


 確かに、【贋作者】がジュリエッタの魔法に有効かは疑わしいところだ。

 仮に有効だったとしても、メタモル、ライズ、ディスガイズのいずれもサリエラが使ってもそこまで怖い結果にはなるまい。


「ウリエラはわたし(アリス)……」

「そうなるな。【消去者】で魔法を消される可能性があるから、神装を使うタイミングが難しいが……」

「ん、問題ない」


 ぐっと親指を立て(サムズアップ)つつありすは言う。

 何を根拠に言ってるかはわからないけど……まぁ私としても問題ないだろうとは思う。神装を使わなくても、ウリエラにとって致命的なダメージを与えうる巨星系魔法とかを連打すれば、それで何とか出来ると思う。


「…………ですが、あちらも同じように考えるのではないでしょうか?」


 桃香の心配はもっともだ。

 向こうからすれば、アリスやジュリエッタは強引にパワーで抑え込めるガブリエラが、ヴィヴィアンは天敵とも言える能力を持つサリエラが受け持つ。ガブリエラが相手出来なかった方はウリエラが逃げ回るなり魔法を消すなりして時間稼ぎをして、他が崩れるのを待つ――前回に似たような流れに持ち込みたい、と思うはずだ。


「わたしに考えがある」


 と、自信たっぷりにありすはそういうけど……なぜだろう、そのセリフ……不安しか感じないんだけど……。




 その後も私たちは色々と作戦を練っていた。

 あっという間に時間は過ぎていき、やがてピッピからの対戦依頼が私の元へとやってきた。


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