*****第4章までの登場人物*****
小野山です。
今回は第4章までに出てきたキャラクターたちの紹介編です、
今までの章に比べて追加キャラが多めですが、本格的な紹介は次の章以降になると思います。
特に本編が進むわけではないので、興味がない方は読み飛ばしてもらっても構いません。
2019/5/4 ルビの間違いを修正
◆蛮堂千夏(ジュリエッタ)
・男、14歳(5/10生まれ)
・戦う動機:自分自身が強くなるため
・趣味:トレーニング、超常現象や未解決事件ファイル等の番組を見ること
・容姿:
千夏)ちょっと小柄なくらいの普通の男子。小柄だが筋肉質
ジュリエッタ)おかっぱ頭、狐のお面を頭に載せている。紺色の半纏に甚平、下駄を履いている。小学校低学年かあるいはそれ以下の幼女の姿
・一人称:
千夏)俺
ジュリエッタ)ジュリエッタ
・口調:
千夏)至って普通の男の子な喋り方。目上の人には「~っす」と一応敬語っぽく喋ろうとする
ジュリエッタ)ポツポツとした喋り方。ちょっと幼い(というか拙い)。
・家族:父、母、弟
■霊装
・無銘:名前を付けていない。狐のお面。メタモルでの肉体変化を制御している。
・無銘:名前を付けていない。半纏、甚平、下駄のセット。メタモルの肉体変化に追随し、こちらも変化する。また変化の結果破れたりしても元通りになる。
■魔法
・メタモル:肉体の一部分を変化させる。本来は肉体の『どこ』を『どのように』変化するかの指定が必要だが、狐のお面がジュリエッタの思考を読み取り、スムーズに変化させている。また、特定の変化をひとまとめにして発動させることが可能。アリスの『ext』のようなもので、この場合は二語で魔法を発動させる。本質としては『ジュリエッタの肉体を変化させる』であって、モンスターの一部に変化させるだけの魔法ではない。
・ライズ:身体能力を一時的に強化する。同一の強化に関しては重ね掛け不可。強化幅が大きい替わりに消費魔力が小さく効果時間が短い強化と、逆に強化幅はそこそこで効果時間が長い(魔力消費は更に大きくなる)強化の両方が可能。
・ディスガイズ:全身を変化させ、全く別のものに『化ける』魔法。化けた対象のステータスや能力をコピーすることは出来ず、見た目だけを変化させるのみ。モンスターだけでなく、岩や木、更には他のユニットにも化けられる。尚メタモルでの全身変化とは異なり、使い魔のレーダーやモンスターの知覚、探知系の魔法をも誤魔化すことが可能。
■ギフト
・【捕食者】:倒したモンスターを吸収する。吸収したモンスターの情報を基に、メタモル、ディスガイズに反映させる。また、このギフトで吸収したモンスターの『質量』を保存しておき、メタモル等を使う際に消費することが出来る。ギフトなしでもメタモル等は使えるが、ジュリエッタの質量以上の変化を行う場合に、肉が薄くなる場合が起こりうる。ギフトで保存した質量があれば、足りない分を補ってくれる。
■代表的な魔法
・アクセラレーション:機動力強化
・ストレングス:攻撃力強化
・~コート:特定の属性攻撃を防御する
・狂傀形態:ジュリエッタの体を成長させると同時に全ライズ(効果時間が長い物のみ)を掛けて強化する。モンスター的な特殊能力はないが、最も格闘能力に長けた形態。
・終極異態:コントロール不能の暴走状態。魔力の続く限りメタモルを使い続け、相手の攻撃を無効化する巨大な獣と化す。
■初期設定
・アリス、ヴィヴィアンに続く第三の魔法少女として登場予定だった(ホーリー・ベルやらシャルロットやらは初期設定では存在しなかった)。
魔法少女だけど、正体が男……というネタ要因であったが、既に他の作品にもその手のネタはあってあんまり意外性がないことを知ってしょんぼりした。
・本体の方の名前の由来は、「バンダースナッチ」から。一時期はヴィヴィアンの方の本体名として考えていたのですが、現在の桃香の設定が出来たこと、後ジュリエッタの能力的にこちらの方がふさわしいだろうということで今の名前に。
・魔法少女名の方の由来は、漫画「エアマスター」の登場人物から。ただ、後になってよく調べたら、「ジュリエッタ」は「ジュリエット」のイタリア語読みなだけと知ったり……だからどうだというわけではないですが。
尚、ジュリエッタにちなんで本名をロミオにしようと一時思ったこともありましたが、日本人(風)の名前では無理があるかなぁと廃棄。
・当初の見た目は、狐のお面はそのままだが、法被にふんどし姿だった。流石に絵的にアレかなぁと思ったので、現在の姿に。
・武器となる方の霊装が、『爪付き手甲』→『扇子』という設定だったが、魔法の設定を突き詰めていった結果、狐のお面となった。
・クラウザーに切り捨てられた結果、暴走してモンスター化、というところは初期から変化なし。
ただし、モンスター化後にクエストを飛び越えて現実世界に出現……そして現実世界で最終決戦を行う予定だった。『ゲーム』の設定を練っていくうちに、この案は廃棄し、あのような結末となった。
クラウザーも暴走時にプチっと潰されて終わり、という呆気ない結末を迎えるはずだったが……。
■作者より裏設定等
・主要キャラの一人です。元々、アリス、ヴィヴィアン、ジュリエッタの三人が揃った後、『ゲーム』の最終決戦に挑む予定だったのですが……。
まぁ、ホーリー・ベルの登場やらあれやこれやあって最終決戦まではもう少しかかりそうです。
・格闘戦においては最強キャラの一角。魔法を使わない殴り合いならば、アリスよりも強い(まぁそんな場面は基本ありえないのですが)。
・魔法の設定が非常にめんどくさく、名前を一々考えるのが大変だったため、「メタモルは一語でも発動する」という設定にしました。
・初期キャラというのもあって結構思い入れ深い子です。今後のストーリーでも活躍する予定です。
作中では割と真面目な常識人枠兼弄られ枠。
・ありすたちについては恋愛面の話は一切入れない予定ですが、代わりに千夏が男女関係のあれやこれやの中心人物となったり……。まぁ恋愛関係はライトにするつもりですけど。
・弟は本編には今のところ登場しない予定ですが、実は既にユニットとなっています。
◆アンジェリカ
・ヒルダと同じくプリンのユニット。
・プリンがゲームオーバーになった後、ヨームのユニットとして登録しなおされ『ゲーム』に続けて参加している。
■作者より裏設定等
・実は裏主人公の一人という初期設定だった。アリスとラビ以外の視点から『ゲーム』の謎に迫るというシリアス一辺倒の外伝を当初予定しており、その主人公であった。
結局、その外伝は没としたため本編にあのような形で登場。第4章ではほぼ顔見せのみの登場となったが、次の第5章から本格的に出てきます。持っている魔法やギフトの詳細は次章以降で。
・アリス、ヴィヴィアン、ジュリエッタの次くらいにネタを考えていたキャラなので、実は結構な古株だったりする。
◆ヒルダ
・性別、年齢共に不明
・容姿:黒い軍服を身に纏った少女。小学校低学年くらいの姿
・一人称:ワシ
・口調:老人のような口調
■霊装
・『堕心鞭』:短い乗馬鞭。この鞭で叩かれた相手はオーダーへの抵抗力が下がり、命令を聞きやすくなる。
・名称不明:黒衣の軍服。軍帽、軍服(パンツタイプ)、コートのセット。
■魔法
・オーダー:他のユニットに対して『命令』を行う魔法。直接体力ゲージを減らすような命令は出来ないが、魔法を強制的に使わせたりすることが可能。また、強制転移等の物理的に不可能な命令も実行させることが出来る。
強力な反面消費魔力は大きい。また、同時に複数人にオーダーを使うことは出来ず、一人につき一度ずつしかオーダーは掛けられない(一人に対して同時に複数のオーダーは使えない)。
効果時間は『命令』の内容次第。『命令する』という性質上、自分自身にオーダーを掛けることは出来ない
■ギフト
・【賦活者】:身体能力を向上させる。自動でヒルダのステータスを底上げするが、オーダーを組み合わせることで他のユニットのステータスも上昇させることが可能。
■作者より裏設定等
・プリンのユニットの一人。『EJ団』の中核を担っていた。ちなみに、プリンの最初のユニットではない(アンジェリカの方が先)。
・キーワード『軍服少女』。
・本編中ではあまり活躍しなかったが、地味に最強クラスの能力持ち。
ヴィヴィアンではなく彼女がクラウザーのユニットであったならば、ストーリーは大きく変わったに違いない。
尚、あまりに強すぎるため早々に退場することになった模様……。
◆プリン
・もふもふの毛玉みたいな兎の姿。
・声や口調から、女性と思われる。陽気でさっぱりした性格だが、面倒くさいことは嫌いらしい。
・『EJ団』の創始者。
・ジュリエッタによって倒され、『ゲーム』から脱落してしまう。
◆凛風
・ヨームのユニットの一人。
・「~アル」と胡散臭い中国人っぽい喋り方をする。
・『EJ団』の戦闘担当。
◆フォルテ
・ヨームのユニットの一人。神秘的な雰囲気の、落ち着いた美女。
・占いが趣味らしい。
・未来を予知するという割と規格外な能力の持ち主。能力が強力故に、戦闘能力の方はかなり乏しい
◆ヨーム
・もふもふの小さな羊の姿。表情が全く読めない。
・誰に対しても丁寧な口調と態度を崩さない紳士。実年齢はそれなりに高いと思われる。
・『ゲーム』にはあまり乗り気ではない……というよりも、ゲームそのものを余りやったことがないらしい。
◆?????
・クラウザーのもう一人のユニット……と思われる。
・現時点で詳細は一切不明。ただ、アリスの魔法を相殺できるだけの戦闘力があるらしいことのみわかっている。
再びの小野山です。
次回から第4.5章となります。
第3.5章よりはかなり短いです(元々第4章と次の第5章は1つの章だったのが、長くなりすぎるからという理由で分割。中間のどっちにも入れにくい部分を4.5章としてたため)。
4.5章の1話目は本日中に更新します。




