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*****用語解説*****

小野山です。

色々と物語内の用語が増えてきたので、自分自身の整理も兼ねた用語集を作ってみました。


例によって特に物語自体は進みませんので、興味ない方は読み飛ばしてください。

■『ゲーム』

・本編の主な舞台となる謎のゲーム。

 人間を「ユニット」とし、モンスターと戦わせる。

・正式タイトルは『M.M.』らしい。

・ラビ以外のプレイヤーはある程度『ゲーム』の内容を把握しているらしいが、詳細については語らない(語ってはならない事情があるようだ)。

・プレイヤー同士争い勝者を決めるようだが、どのような基準で勝利が決まるかは不明。

・一体何者が作ったのか、目的は何なのか、全てが不明。


■プレイヤー/ユーザー

・文脈によって使い分けられることがあるが、どちらも同じ者を指す言葉。

 『ゲーム』の参加者として見る場合には「プレイヤー」、ユニットとの関係から見る場合には「ユーザー」あるいは「使い魔」と呼ぶ。

・プレイヤーの肉体は現世においては不死。食事や排泄、睡眠等通常の生物であれば必要不可欠なものを一切必要としない。

 また、傷や体の汚れも自動ですぐ元に戻るようになっている。

・現在登場しているプレイヤーは以下。

  ●ジュジュ(ネズミ)

  ●トンコツ(牛)

  ●クラウザー(虎)

  ●リュウセイ(竜)

  ●ミトラ(??) ※名前のみ

  ●マサ何とか(??)

  ●ラビ(??)

・ラビを除くプレイヤーの正体は不明。別世界の住人、宇宙人、あるいは同じ世界の住人なのか……『ゲーム』の謎同様、今のところはわからない。


■ユニット/魔法少女

・プレイヤーによって選別された人間のこと。『ゲーム』的には「ユニット」としか呼ばれていない。「魔法少女」はラビたちが勝手に呼んでいるだけである。

・ユニットは元となった人間によって様々な性能・容姿を持つ。

・変身後の姿はなぜか一貫して人間の女性を模しているが、その理由は不明。


■スキル/魔法

・『ゲーム』においてはユニットが持つ各種魔法のことを指す。

・「オペレーション」「サモン」等が「スキル名」となる。

・ユニットによって異なるスキルが割り振られており、滅多に他のユニットと被ることはない。

・スキルの発動パターンは以下の通り

  (1)スキル名のみで発動 例)アンインストール

  (2)スキル名+機能名で発動。大半の魔法がこのパターンとなる

  (3)スキル名+機能名+アルファで発動。機能の宣言に対して、更に対象を選択する必要がある場合等。 例)オーダー 《強制転移:アンジェリカ》

  (4)任意発動がない。常に効果を発揮している、いわゆるパッシブスキル。『ゲーム』においてはかなりレア

・初期状態で1~4つのスキルが割り振られている。多くの場合は3つ。

 ユニットのステータスを成長させるに従い、新スキルがショップで習得できるようになることもある(ユニットによる)

・スキルで実現できる機能は、ユニット自身の発想力次第で幾らでも作り出せる(一部効果固定のスキルは除く)

 「やりたいこと」を頭の中で浮かべると、システムが自動で機能を作り出してくれるらしい。


■ギフト

・正式名称は「ギフトスキル」

・途中実装された追加スキル機能。実装後にユニットとなった場合、デフォルトでちゃんと備えている。

・各ユニットにとって「最適」と思われる特殊能力を与える。ギフトに関しては、通常スキルとは異なり絶対に他のユニットと被ることはない(似たような効果になることは結果としてあるかもしれないが……)

・命名規則は以下

  ●「○○者」となる

  ●読みはラビの世界における英語に従い、「~er」「~or」となり、「~する者」の意味となる

  ●ただし、厳密に適切な訳語となっているかは疑わしい場合もある

・ギフトの発動パターンは以下の通り

  (1)常に発動。大半のギフトはこのパターンとなる

  (2)任意で発動。通常スキルと同じ感覚で扱うパターン 例)ホーリー・ベルの『装飾者(デコレイター)

  (3)特定条件で発動。本編中には未登場のレアパターン。(1)と(2)の合わさったもので、自動で条件を満たすまで何かしらの効果を発揮するが、条件を満たした後は通常スキルのように使う必要があるもの

・各ユニットにつき、必ず1つのみ付与される――はず。


■クエスト

・『ゲーム』のメイン部分。異世界にてモンスターと戦うのが主なクエスト。

・クエストの種類は以下

  ●通常クエスト:特定のモンスターを○匹倒す、というスタンダードなクエスト

  ●レイドクエスト:強力なモンスターが連続して現れる高難易度クエスト。毎週末(金曜夜~日曜)にかけて出現する

  ●特殊クエスト:単なるモンスター討伐ではない、特殊なクリア条件の設けられたクエスト。本編未登場

  ●緊急クエスト:文字通りの緊急事態を表すクエスト。現状、『嵐の支配者』戦以外はない。

・クエストには「単独プレイヤーでのみ挑める」ものと「複数プレイヤーでも挑める」ものの二種類がある。後者がいわゆる「COOP可能」というもの。

 協力プレイをする場合、クエスト報酬のジェムは「基本報酬×参加人数事の係数(a)÷参加人数」となる。

  ※a=基礎値1に参加人数+1毎に0.5。2プレイヤーが参加した場合には「1.5」、3プレイヤーならば「2」となる。

・プレイヤー毎に出現するクエストは異なる。

 各プレイヤーの進行度(今まで倒したモンスターの履歴、所有ユニットのステータス等)によって決められる。

・クエスト終了は『ゲート』と呼ばれる地点に辿り着けばいつでも可能。討伐対象となるモンスターを倒さずに『ゲート』に入ると、クエストをリタイアした扱いとされる。


■フレンド

・プレイヤー同士をフレンドとする機能。

・フレンドになると以下のことが行えるようになる。

  ●COOP可能クエストの出現率アップ

  ●マイルームでのチャット機能

  ●対戦リスト、メッセージリストで恒常的に表示されるようになる

  ●フレンド対戦

  ●ステータス確認(スカウターの上位版。ただし、拒否することも可能)


■対戦

・『ゲーム』の1モード。他のプレイヤーとの対戦を行える。

・対戦の種類は現在以下

  ●通常対戦:1vs1の対戦。対戦条件は「挑まれた側」が決める。

  ●乱入対戦:COOP可能クエストの場合に、クエスト中に行える対戦。相手ユニットにユニットがやられた場合は即時復帰が可能だが、対戦には参加できない。

  ●バトルロイヤル型対戦:本編未登場。乱入対戦で3プレイヤー以上が参加する場合も似たような状況となるが、この場合は扱いは「乱入対戦」のまま。

  ●フレンド対戦:フレンド同士での対戦。通常対戦とほぼ同じ内容だが、対戦条件をお互いに決めることが可能。

  ●トレーニング:自分のユニット同士での対戦。

・同プレイヤーへと挑めるのは一日一回(24時リセット)。相手からも対戦を挑み返されることにより、一日最大二回まで同プレイヤーと対戦が可能。

・対戦の設定で「プレイヤーへのダイレクトアタック」を可に設定すると、プレイヤーへと直接攻撃することが出来る。

 プレイヤーの体力がゼロになると、そのプレイヤーはゲームオーバーとなる。

 乱入対戦では自動的に可となり、その他の対戦では選択が可能。

・勝利条件の設定が可能だが、対戦時間制限がある場合には以下の条件で勝敗が決まる。

  (1)残存ユニット数同士の体力の割合が多い方が勝利

  (2)(1)の条件が等しい場合、対戦を「挑んだ方」が勝利

  (3)乱入対戦、バトルロイヤル型対戦に限り「降参(リザイン)」を選択する。リザイン側が強制的に敗北する。

  (4)乱入対戦に限り、対戦中に『ゲート』からクエスト脱出をする。クエストクリア条件を満たしていればクエスト成功、かつ(1)の条件で判定。満たしていなければクエスト失敗で(1)の判定となる。

 (1)の条件により、基本的にはユニット数の多い方が有利となりやすい。

 また、乱入対戦が開始している間は、脱出アイテムによるクエスト離脱は不可。ただし、『ゲート』まで自力で辿り着けば離脱できる。


■リスト機能

・任意のプレイヤーに対し、メッセージの送信、対戦依頼を行うためのリスト。

・リストの表示はランダム。6時間に1回更新される。

・フレンド同士の場合は常にリスト上に表示されるようになる。

・リストに載っていないプレイヤーであっても、近い位置にいる場合にはメッセージ送信、対戦が可能となる。


■ジェム

・『ゲーム』における通貨、兼、経験値。

・基本的にはクエストをクリアした時点で貰える。クエスト中にモンスターを倒しても、クエストが失敗(またはリタイア)すると貰えない。

・一部の特殊なクエストの場合のみ、倒したモンスターに応じてジェムが貰える場合がある。 例)『嵐の支配者』のクエスト

・何らかの原因でジェム数がマイナスになる場合がある。マイナスになると、以降獲得したジェムは全てマイナス分の補填へと回されることとなる。


■ショップ

・ジェムを消費することで各種アイテムやユニットの成長を行うシステム。

・アイテムショップに陳列される商品は一部を除きランダムとなる。各種ユニットの回復アイテムのみ固定。

・各プレイヤーの進行度に合わせて新アイテムが増える。


■ユニットの成長システム

・ユニットの成長はショップ経由で「成長アイテム」を購入することで行われる。

 モンスターと戦い続けても、ステータス自体は上昇することはない(新しいスキルの機能を開発したり、戦闘の経験値自体は溜まるが)。

・ユニットの成長は各能力値をセットで上げることが出来る。

 成長項目は以下

  ●体力上昇:体力の最大値が上昇する

  ●魔力上昇:魔力の最大値が上昇する

  ●ステータス上昇:ユニットの攻撃力、防御力、機動力をまとめて上昇させる

  ●スキル強化:ユニットの各種スキルの性能を上昇させる

  ●霊装強化:ユニットの持つ霊装の性能を上昇させる

  ●スキル獲得:一定条件を満たした場合のみ可能。新スキルの獲得を行う

 ※ユニットの使うスキルの威力は、基礎攻撃力(防御力)・スキルの性能値・霊装の性能値の組み合わせによって上昇する。

  ユニットによっては余り性能値を上げる必要のないスキルの場合もある。 例)ヴィヴィアンのサモンで呼び出す《ペガサス》は霊装の性能は関係ない。逆に《火尖槍》は霊装の性能に影響を受ける等

 ※例外はアリスのギフト『殲滅者(アナイアレイター)』。このギフトのみ、ステータスをショップで購入しないでも上昇させることが出来る。

・ギフトスキルの成長は不可。


■プレイヤースキル

・プレイヤー自身が持つスキル。直接戦闘に関わるものではなく、ユニットの補助を主に行う。

 現在判明しているプレイヤースキルは以下

  ●アイテムボックス:デフォルトで持っているスキル。クエストへと回復アイテム等を持ち込む。持ち込み制限数は30個。

  ●モンスターレーダー:デフォルトで持っているスキル。自分の現在地を中心に、モンスターの位置を報せる。ただし、地中や水中のモンスターは探知できず、拡張機能を購入しなければ地形等も全くわからない。

  ●視界共有:デフォルトで持っているスキル。自分のユニットとの視界を共有する。ある程度の近い距離でなければ使用できない。

  ●遠隔通話:追加スキル。自分のユニットと遠隔通話が可能。いわゆる念話のようなもの。距離の制限はない。

  ●ユニット間通話:追加スキル。自分のユニット同士での遠隔通話が可能。このスキルがないと、2つ以上のユニットを持っても同時に会話することが出来ない。

  ●ユニット枠+1:所持可能なユニット数を増やす追加スキル。デフォルトでは1のみ。最大で4までユニットを持てる。ユニットに空き枠があると、ユニット可能かどうかを調べることが出来る。

  ●強制命令:追加スキル。自身のユニットに対して、意思に反したものであっても強制的に指示に従わせることが出来るようになる。ただし、このスキルはユニットに声が届かなければ機能しない(遠隔通話では不可)。

  ●アイテムボックス拡張:追加スキル。アイテムボックスを拡張する。拡張一回につき10個増える。最大数は不明。

  ●スカウター:他のプレイヤーのユニットの情報を知ることが出来る。ただし、全ての情報を得ることは出来ない。

・追加スキルはショップで購入する必要がある。



■その他アイテム

・ショップで購入可能なアイテム

  ●グミ系:体力ゲージを回復させる。回復量は絶対値ではなく割合

  ●キャンディ系:魔力ゲージを回復させる。回復量は絶対値ではなく割合

  ●アイテムホルダー:各ユニットにアイテムを持たせることが出来るようになる。アイテム所持量は、アイテムの種類によらず合計10個まで。

  ●アイテムホルダー拡張:アイテムホルダーの容量を拡張する。拡張一回につき5個増える。最大数は不明。

  ●リーブ:クエスト脱出アイテム。クエストクリア判定の前に使用すると、自動的にクエスト失敗となる。


■ありすたちの世界

・地球とよく似た世界。ある程度の差異はあるものの、普通に暮らす分には元・現代日本人であるラビが違和感を覚えない程度。

・ありすたちの住む国もほぼ日本と同じ。細かいところで地形が異なっていたり、地名が馴染みないものに変わっている。

・歴史は地球とはかなり異なっている部分が多い。現在存在している国家も異なっている。


■桃園台

・物語の舞台となる一地方。

・七燿桃園のおひざ元。古くから存在する街で、現在はベッドタウンとなっている。


■神立桃園台南小学校

・ありす、桃香、美々香が通う小学校。


■マックスフーズ

・ファストフード店。通称『マック』。

 『マックス』という略し方はされないらしい。


■神立実畑(みのはた)中学校

・美鈴の通う学校。桃園台南小の卒業生の多くはこの学校へと進学することになる。

・坂の途中に建てられているという奇妙な形状。


■葦原沼

・桃園台から電車で数駅離れたところにある繁華街。

 各種鉄道のターミナルとなっており、桃園の中でも最もにぎやかで栄えている。

 大抵の買い物はここに来れば済む。


■七燿族

・物語の舞台となる世界において、古くから存在する七つの部族。

 とはいっても、特別扱いされているのはほんの一握りである。

・稀に『特殊能力』を持った人間が生まれるらしいが、真偽は定かではない。

・『桃園(とうえん)』『藍鳥(あいちょう)』『黒堂(こくどう)』『赤星(せきせい)』『翠玉(すいぎょく)』『黄空(こうくう)』『白嶺(はくれい)』の七つ。


■ドラゴンハンター

・いわゆる『狩りゲー』に属する人気ゲーム。最新作は『ドラゴンハンター3 Xterras』。

・アクションとしては『爽快感』『自由度』を売りとしている。また、同系統のゲームに比べてストーリー展開に力を入れていることが特徴。


■マスカレイダー シリーズ

・ラビの世界で言う『仮面何某』と『何とか戦隊』が合わさったような特撮番組。

 比重としては『仮面何某』寄り。

 以下、放映されたシリーズの一覧と放映順(いわゆる『平成何某』的なもの)。

  (1)N/O(ネオ)

  (2)AXZ(アクシズ)

  (3)スラッシュ

    →上記三作を合わせて「ネオシリーズ」と呼ぶ。どこか共通する世界観・設定であったが、三作目の「スラッシュ」にて並行世界であることが明かされた。

  (4)SV(サバイヴ):シリーズ初の「レイダーvsレイダー」が展開された作品。ありすがうっすらと覚えているのはこの辺りから。

  (5)エレメンツ:地水火風の四属性のレイダーが主人公となる、戦隊色の強い作品。追加戦士として光と闇が現れた。

  (6)ノワール:登場するレイダーは全員悪の組織によって『改造』された改造人間。主人公のノワールは、自分も含めた全てのレイダーをこの世から消し去る者として行動する。非常にストーリーが重い。

  (7)炎神(エンジン):ノワールとは打って変わって明るい雰囲気の作品。「炎神」とは主人公が乗る意思を持つバイクの名前(通称ジンさん)。

  (8)電王(でんのう):タイトルは「電脳」とかけている。シリーズ唯一、戦いの主な舞台が現実世界ではなく電脳世界、すなわちゲーム内となっている。

  (9)王鬼(オーガ):人間を襲う邪悪な鬼と戦う、正義の鬼……という設定のレイダー。ヒロインの「鬼姫」がとても可愛いと評判をよんだ。

  (10)VV(ヴィーズ):昨年まで放送されていた作品。シリーズ最高傑作とも名高い。

  (11)フィオーレ:現在放送中の最新作。シリーズ初の女性レイダーが主人公(女性レイダー自体は今までも出ていたが)。

・ありすを始めとして、本編未登場キャラを含めた何人かはマスカレイダーに影響を受けている。


■プリズム☆スターズ

・略称プリスタ。ラビの世界で言う『プリティでキュアキュア』なアレっぽいアニメ。


再びの小野山です。

次回から第3.5章になります。

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