第2章
さ~て、状況確認:
”ステータス”
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名前:
性別:♂
種族:ベービーリトルワイバーン(0歳)
LVL:1
HP: 100%
MP: 100%
腕力: 100
体力: 100
防護: 100
魔力: 100
知恵: 100
速度: 100
《スキルの種》×3
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スキルの種?
あれだな、スキルを好きに作れるってやつ?
わからん、説明は無いみたいな、鑑定とかあればいいんだけどね。
やってみるか。
どんなスキルがいいかな~
あれだな、有名の「知恵の○○」とか「ヘ○プ」とか。。。
あれをしよう。
俺は強く念じる
“俺を絶対裏切らない相棒で、鑑定、分析持ち、思考速度増加で、俺を手伝いためだから頭がいい方かな、超天才とか博士みたいに。あっ、いちいち説明をきくのも面倒だからなにか一発で分かるようになれるもんあるかな~。うん、あとはスキルの調合とかもほしいな~~”
【ユニークスキル《超天才》 が作成されました】
【《超天才》の自我が作成されました】
おっ、出た
『出たな』
...はっ?誰?
俺の頭の中に誰の声がきこえた。
『いやいや、なんでそんなに驚いているのかよ、俺を作ったのはお前じゃねぇか。』
というと、さっきの...なんだっけ えっと ”ステータス”
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名前:
性別:♂
種族:ベービーリトルワイバーン(0歳)
LVL:1
HP: 100%
MP: 100%
腕力: 100
体力: 100
防護: 100
魔力: 100
知恵: 100
速度: 100
ユニークスキル:
《超天才》★★★★★★★
《スキルの種》×2
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...超天才...さん?
『さん付けってなんだよ。』
すごい自我だな、これは。
『うーん、俺の人格と知識はお前と同じだな。いや、はっきり言うと俺はお前のコピーだ。もちろん、スキルとしての能力はきちんと持ってる。』
何で俺のコピー??
『それはお前の願いでしょう』
俺の願い?
『忘れたのかよ。”絶対裏切らない相棒”っていうのを。』
ああ、あれか、だけど別に自分のコピーじゃなくてもいいんじゃねぇ
『なあ、元オレ』
なんだい偽オレ
『お前、親友とか友達ってどう思う?』
友人?親友?はっ、なにが友人だ、ただの裏切り者の別の呼び方じゃねぇか?普段はいい仲のに、お金や女に関わったら迷いなく裏切るに違いねぇ。
『お前って本当に人に信じてないな』
はあ?あたりめぇだろうか。お前も俺の記憶を持っているなら知ってるんだろう、俺がどのように裏切られたこと。
そう、俺は昔、親友だと思った奴に裏切られた。恋人を....
いや、もういい、ずいぶん昔のことだったし。
それからもいろいろあって、俺はもう誰も信じることはできなくなった。
だらか、信じられるのは自分だけだ。
『ああ、だから俺が生まれたってこと。』
ん?ああ、そういうことか、自分だから自分を裏切るなんてねぇってことだな。まあいいっか、お前は俺のコピーで、俺を手伝いのため生ま¬て、俺を絶対裏切らないってことでいいんだな。
『ああ、どのぐらい手伝い出来るか分かんないけど、裏切るは絶対ないさ。』
それだけでいい。で、なにが出来る?
『基本的にはこんな感じかな』
鑑定ー分析 :ものことを詳しく調べる
思考速度増加 :考える、認識する速度を増加する
意識連結 :主と超天才の意識を一時的の連結を作成する
管理 :管理する
なんだそれ、ぜんぜんわかんねぇ
『まあ、説明は面倒だからこれは一番早いし簡単、えいっ《意識連結》。』
.......
ああ~、なるほど、そういう能力だったのか《意識連結》は。
《鑑定ー分析》
まあ、そのままの意味だ、たとえば
=====
名前
種族 :雑草
説明 :どこでもある普通の雑草
=====
見たいなもの。
説明適当すぎねぇ?
『もっと詳しく説明も出来るが、今は必要ないじゃない。』
そりゃあそうか、はい次。
《思考速度増加》
まあ~、簡単にいうと自分の認識が早くなるってこと。使ってみたら回りが遅く動くに見えた。自分の動くも遅くなるけど。
『意識だけだからな』
ちなみにどのぐらい早くなるの
『可能というと-100億倍から100億倍までかな、しかしお前がどのぐらい増加できるというとステータスの知恵に依存さ。今は知恵100だから、100倍は限界だな。ちなみに、それ以上やったら脳が焼かれちゃうからな。知恵100なら90倍はおすすめさ。』
... まあ、そのうち増えるからダイジョウブ。うん、問題ない、はい次
《意識連結》
最初は俺と偽オレの間にテレパシーみたいなもんだとおもったが、感覚でいうと、オレと偽オレの考えることは共有になるみたいな。
『まあ、ちょっと違うんだけどテレパシーでいうと、通信速度は一瞬で。あと、言葉でじゃなく、知識そのままを送るから、分からないことはない。』
と、いうことでした。この能力はオレの”言葉でいちいち説明は面倒だから一発でわかるようになるもん”って願いの結果だったらしい。
最後はこれ
《管理》
これはオレの体の情報、ステータス、スキル、。。。etc の情報を管理する能力。まあ、勝手に変えることは出来ないが、ある程度は操作出来るみたい。
例えばスキルを調合して、上位スキルにしたり、ステータスの延び方向をバカにならないように提案を出たり、あとはオレの体を動かすことも出来る。
オレの体を乗っ取ったり、オレが寝るあいだ、どっかに行って暴れたりとかしないよね、偽オレよ。
『んなことはしねぇよ。ただ、お前は気絶したり、寝薬で寝かされたりという緊急事情の時のため、許可を貰えるのか?』
ああ、そのときは頼むよ。
『了解しました。』
他にはないの?スキル作成とかみたいな能力?
『うーん、場合によって、出来るのは出来るが、スキルの取得は本人自分でやらないと出来ないからな。』
どういう意味?
『具体的にはそのスキルの情報があれば、どうやったら取得できるという知識をお前に渡して、それでお前自分で取得するため、練習するってことさ。例えば《剣術》ってスキルは “剣”で敵を“攻撃”したら取得出来るみたいな。』
ああ、なるほど、なんとなく分かった、さすが自分の説明型だから分かるかな。すまり、スキルを取得するのはオレがやらないと取得出来ないってことね。
『そういうこと。』
よっし、今はそれでいい。これから頼むよ相棒
『任せとけ。』
これで俺は世界最強の相棒ができた。
で、どうする?
『なにが?』
あれよ、《スキルの種》
『ああ、あれ、謎だなそれは。鑑定しても“スキルを作成出来る”ってしか書かないだな』
=====
《スキルの種》
説明 :スキルを作成出来る
=====
それ以上は分からないのか?
『うん、それだけ。』
うーん、まあいいっか、使いかたは分かるから。消える前に使おう。どんなスキルがいいかな~、《スキル強奪》とか、《暴食》とか、あるいは《スキル取得安くなる》とか、それとも《スキル作成》とか、どっちがいい?
『《スキル強奪》なら、敵が持っていないスキルなら自分も習得出来ないね、《暴食》も同じだな、しかも《暴食》の場合は敵を食べなきゃダメだし。《スキル作成》はうーんどうかな、ただ、たぶん作成のため、同じ対価が必要と思うよ、《スキルの種》みたいに。』
『《スキル取得安くなる》なら《取得経験値倍加》のほうがいいと思うね、《取得経験値増加》ならスキルだけでなく、レベルアップのためでもなるだな。』
《取得経験値増加》ね~取得する経験値が増えるか、だったら《取得経験値十倍増加》ならどう?いえ、せっかくだから《取得経験値百倍増加》にしよう
『なんだよそんな無茶な、そうだったら《取得経験値千倍増加》にした方がいいんじゃね?』
それもそうだな。
『はぁ~、ただし、そうしても限界があるだよ。』
どういう意味?
『そのままだよ。取得出来る限界。例えば、猫、犬はどんなに泳ぎが上手でも魚のようには泳げないし、翼が持たない動物は飛ぶスキルは取得出来ないからさ。』
そりゃあそうだな。
『そう、世界は限界だらけだな。暴食とか強奪だって、種族のスキルは奪えないだし、レベルも限界があるんだし、ステータスの延びも限界がある。たとえ取得経験値百倍増加あっても限界に着いたらもう延べないんだ。寿命だって限界ある。』
うーん、なら《限界無き》というスキルならどう?
『限界無き?』
そう、その限界というもんをすべて無視するスキル。そうしたらすべてのスキル取得出来るし、レベルも無限にアップ出来る。ステータスだって、無限に延べる。後は《取得経験値十倍増加》、いや百倍増加にしよう。どう?
『たしかに、理論上は出来るんだな、うーん』
なんか問題あるか?
『ちょっとな、世界のバランスはどうかなって、』
まあー大丈夫だろうな、うん、大丈夫だ
『いや、自分に言い聞かせないでよ。』
よっし、やろう。《限界無き》と《取得経験値千倍増加》だな
『さっき、百倍じゃなかった。まあ、いいっか。やってみないと分かんないしな。』
まずは《限界無き》だな “スキルの種”いけ~
【ユニークスキル《限界無き》が作成されました】
【スキル《限界無き》の効果で固体[]の真理の束縛が開放され∵≃▲≈∯∇Ώ÷】
【警告....再縛....失敗...再▲〒▿̩˧ʨʦʠʢʚŶɤ.....失ɤɬɱɲǼʐɽɺ.....キイイイイイイイイイ】
ううっ、なんだこれ、なにがあっ...
カラン---
は?
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