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俳句女子の「俳句ことはじめ」…霜の花

作者: ゆきの

冬になり、寒くなりましたね。


特に朝の寒さはこたえます。


寒くて、なかなかお布団から出たくない。



でも冬の朝は、空気がすんで、

きりりと、身が引き締まるような気がします。



清少納言の枕草子にもありますよね。



春はあけぼの…

夏は夜…

秋は夕暮れ…

冬はつとめて…(意味…早朝)



そのようなわけで、今回の兼題「冬全般」で、私が作りましたのが、こちら。



早朝にひっそり咲きし霜の花

季語…霜の花(冬)



コートの襟をたぐり寄せながら、通勤のため駅へ歩いていると、


道端に霜がたっていました。


その霜が朝の光を浴びて、

それはそれは美しく輝いていました。




そして寄寄せ(季語帳)で「霜」を

ひいてみると、「霜の花」という季語があり、



「まさにこれ!ピッタリのイメージ」

と、取り入れ、でき上がったものです。



早朝にひっそり咲きし霜の花

季語…霜の花(冬)




ですが先生からご指摘がありました。

「霜は朝にしか見れないものだから、

「早朝」と「霜の花」は、

どちらか一つの方がいいのよね」




なるほど、言われてみるとその通りです。

霜を詠むのに、わざわざ「早朝」という

言葉は不要なのです。




というわけで、先生が直してくださり、

こちらの句ができました。



ひっそりと光の中の霜の花






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