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夏生詩集2

Love Letter

作者: 夏生

タンスの引き出しを

整理していたら

あなたがくれた

メッセージカードが

出てきました


たった三行の言葉

遠慮がちな文字

でもちゃんと伝えたいという

思いは伝わってきて


私もあなたに言葉を

送りました

便箋何枚も書いて

そのくせ何を書いたのか

当人は忘れているのですから

いい加減なものです


あの時と今と

私の気持ちは変わっていません

あなたはどうですか?


変わってもいいのよ

なんだ こいつって

がっかりしたでしょ?


あなたがよそ見をしても

私 文句言えません

とっても悲しいけれど


いつまでもそばにいてください

いつまでも元気でいてください

出来れば いつまでもあなたでいて

ください


私の方が先に私でなくなってしまったら

姥捨て山にでもポンと放ってください

遠慮しないでね


愛しています


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― 新着の感想 ―
[一言] 愛してる気持ちがぴゅんぴゅん飛んでくる感じです。いいんじゃないでしょうか?
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