表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

初めての(/////

 今日から私こと中村奈津美はデビューをするのだ。


 初めての――ってのは今までいろいろやってきたが今回は特別に違う。

 なぜなら自分の体の一部を売るようなものなのだから……。


 時間がきた。


 私は服を脱ぎ真っ裸になる。

 そして、お風呂場に行く前に無駄かもしれないが、自分のやる前とやった後の違いはどの程度なのか確認するため鏡で全身を写す。


 でも、いつまでも縋っていたら駄目だ。

 これは大人になると言ったら変化もしれないが、ほとんどの人が経験をすることなのだから。

 そして何よりも自分が求めているのだから。


 決意を決めてお風呂場に入る。


 お風呂場では先っちょの黒い棒状のようなものが待っていた。

 私は、それを見るのは初めてでもちろん扱い方など知らないので戸惑ってしまった。だけど、この形状からして先っちょの部分から何か出てくるのだろうとは予想できた。


 その棒状のようなものを私は、握り、思いっきりふり、くちゃくちゃといやらしい音を立てた。

 すると、案の定黒い部分から白いどろっとしたような液体が出てきた。

 その液体は、前後に振るたびに私の髪や顔、肩に着いた。


 私は、いろいろなことに驚いたが、何よりも驚いたのは臭いだ。

 この何とも言えない臭いがすごく鼻についた。


 みんなはこんな臭い思いをして変わって行くのか、なら私は変わらなくて良かったかも……。


 なんてもう、後戻りのできないことを悔む。





 ――――――三十分後―――――――



「うん、すごくきれいに染まったわ。ちょっと思った以上の臭さだったけど、これぐらい我慢しないとね」


 お風呂場から出た自分の姿は、黒髪から金髪へと変わっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ