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3-18 六人目の勇者? ミリア:ドジっ子ミリアの日常

 森を進む一行。


 ミリアは好奇心旺盛に周囲を見回している。


 「ねぇねぇ、私、罠とか得意かも!」


 胸を張って自信満々に言う。


 「いや、あまり無理は……」


 俺とレンカは少し不安そうに見守る。


 だが、ミリアは楽しそうに草むらの中の仕掛けを発見した。


 「よーし、私に任せて!」


 慎重に踏み込む……と思いきや、足元の石につまずき、盛大に尻もち。


 「うわっ、あいたたた……!」


 しかし、その拍子に偶然罠の発動装置を押さえ、逆に仕掛けが作動せずに済んだ。


 「やったー! 偶然だけど助かった!」


 「ほんとにドジね……でも、結果オーライだからいいわ」


 エリシアは溜息混じりに笑う。


 「お前の存在自体が、戦場では予想外の戦力になるな」


 レオンハルトは苦笑いしながら言う。



 夕方、キャンプ地を探していると、森の奥から小型の魔物が飛び出してきた。


 俺が剣を構える間もなく、ミリアが不意に転び、魔物にぶつかる。


 「え、私……?」


 だが、この偶然の衝撃で魔物は怯え、後退。


 エリシアの弓がその隙に命中し、魔物は撃退された。


 「ドジが功を奏することもあるのね」


 エリシアが笑顔で言う。


 「やっぱり、私も戦力になれるんだね!」


 ミリアは得意げに耳をぴょこぴょこ動かす。



 夜、焚き火を囲む一行。


 ミリアは見張りを買って出る。


 「私が守るから、みんな安心して寝て!」


 しかし、森の小動物の鳴き声に驚いて転び、焚き火の周りを転がる。


 「ぎゃあっ!」


 俺とレンカが慌てて止め、火が燃え広がるのを防ぐ。


 「ミリア……その勇気は認めるけど、もう少し落ち着こうか」


 俺は笑いながら言う。


 「うん……でも、みんなが喜ぶならいいかな!」


 ミリアは赤面しつつも笑顔。



 日中の小さなハプニングを経て、ミリアは一行のムードメーカーとなる。


 森の休憩中には、みんなに果物や小動物の話題を振って笑顔を作る。


 「この子のせいで油断できんが……なぜか和むな」


 レオンハルトも思わず苦笑い。


 ミリアはドジを繰り返しながらも、少しずつ戦闘でも役立つ存在になっていく。


 その明るさとおっちょこちょいの性格が、一行の心を軽くしていくのだった。

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