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紙の内容は…


『私のテスト!?』

と、星耶麻さんから紙をひったくる。

勢いよくひったくったからか、紙の端が少し破れた。彼女の手中に残骸を残して…。


よくよく見ると、その紙はテストでも何でもなく誰かと誰かの手紙のやり取りの一部だった。

私宛でないのは なんとなく分かった。

なら、何で見せたのか…内容が気になったが、公民の授業の後だったからか他人同士の手紙の中身はさすがに駄目だろうと思い、

『これ、私宛じゃないよね。誰のか知らないけれど、返してきてあげたら?』

と言って、私は目を背けるように次の数学の準備を始めた。

彼女は、まだ何か言いたげだったがあえて無視した。

だが、彼女がのく気配はない。

『あの…』

と、何か話し出したがそれと同時にチャイムが鳴り話は打ち切りになった。


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