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質問


『アンタさぁ…あの人のグループ抜けたら?マジで。分かってんでしょ自分でも。』


うー。

ってアレ?はみこのターゲット変わってない?

あの手紙からは確かに、ターゲットは私であったハズ。

が、しかし今の言葉からはまるでターゲットは李恵子。

どうなってんのか全く把握できない。

『手紙…見ちゃったんでしょ?』


私の返事が待てないからか、新たな質問を加山さんはしてきた。

『うん…。』

YES NO質問だったから、これはすぐに答えられた。

『小南ももう抜けて、こっち来たでッ』

これは葉山さん。

私だって、李恵子のことは許せないけどそれとこれとは別。

裏切れたとは言え、私の心の隅で微かに期待している部分が残っているようだ。

しかし、大部分は'復讐'という二文字が占めている。

『どうすんの?』

なかなか返事をしない私に加山さんは問う。

『ちと…考えさせて。』

心ん中では'YES'のハズなのに、私の口からはそんな言葉が出た。


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