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教室


生徒昇降口に着いた。

靴箱から自分の上靴を取り出す。

ふと見ると、誰かの靴箱の扉にガムテープが罰印を描くように貼られてある。

少しめくれているところにホコリが付いているところから、2日前ほどに貼られたんだと思う。


まぁ、私のじゃないし放っておくのが一番だ。

誰のかちょっと気になったが、私のではなくてホッとしている気持ちの方が大きい。

何段も階段を上っていき、自分のクラスがある4階に着いた。

教室の扉に手をかける。

思いのほか、鍵が空いているので、誰かがもう来ていると分かる。って、はや!

おそらく、朝練がある人が開けたのだろう。


扉を開けると、10人ぐらいの女子のかたまりがあった。

『おはよー!大丈夫?』と、加山さんが声を掛けてくれた。

『うん。ありがと!でも、みんな早いね~』

と、なにげに早い理由を聞いてみる。

加山さんが少し周りを見渡して、

そして、他の人とアイコンタクトをとって、誰もいないことを確認するとそっと口を開いた。

『それがね…』

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