悲劇の勝ち残り 続き
そして、いつしかその水槽は、一番大きく育っていたメダカさん1匹とタニシ多数という構成になった。
そのうちに、俺らはオヤジの転勤によりまたもや引っ越した。
──もちろんその水槽を持って。
このタニシだらけの水槽はちょい嫌だったので家の中はやめて今回は玄関の外の脇に置いとくことにした。
蓋があるからメダカが猫に襲われることも無いだろう‥‥‥ということで。
それでも俺は毎日、1匹だけ生き残ったメダカさんの無事を確認していた。
そいつだけはどの赤ちゃんメダカよりも先に大きくなっていて、すくすく育っていたんだ。
しかしある日、その小さな水槽内でただ一人、見事に生き残ったメダカさんにも悲劇が訪れるのだった。
それは俺のせいではあるけれど、ガサツがガサツなせいである。
俺らは出かけるところだった。
俺が玄関のドアを開けた時にドアの角を水槽に引っかけてしまった。
倒れはしなかったけど、ドアにぶつかって揺れた反動で蓋が外れて水が ザバンッてこぼれてしまった。
──ヤバい! メダカさんが一緒に飛び出たかも知んない。
俺は水槽の中にメダカを探した。
──んんん、どこだ?
水草とみどりの藻でパッと見では見つからない。
「ガサツ、待って! メダカが出ちゃったかもしんない」
俺が言ったらガサツは水槽を覗き込み言った。
「あ、いるよ。いたいた」
俺は目視出来なかったけど、ガサツが見えたんなら大丈夫だろうと思ってそのまま俺らは出掛けた。
もう、わかったよね‥‥‥
帰って来たらさ、玄関のタイルの上で干上がって煮干しみたいになってた。
Σ(・∀・|||)
──ガサツのやつ、いるっていったじゃん!!
それでもガサツはメダカは水槽にいたと言い張るし、俺も自分でちゃんと確認しなかった (。-ω-)
まあ、元々ガサツが学校で貰って来たメダカだしな。
なんだか非常にもやもやした結末 _¢(・ω・`)
これも運命だ。ごめんよ。
メダカさん悲劇。
メダカのいなくなった水槽。タニシの楽園になってしまったのですが、俺以外水槽の面倒を見る人は無く、俺はタニシが好きでは無いのでごめん、溝に流して片付けてしまった。
タニシさん怒ってるかなー
(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。) すんません‥‥‥
あの哀れなメダカさんの姿は未だに忘れらんない。
煮干しとか、しらすとか、怖い。なんか食えない (;´Д`)
*今さら発覚した事実*
それ、タニシじゃなくて、サカマキガイっていうヤツらしきことが発覚した!
これ読んだ方に教えて頂きました。
きっと同じように大繁殖させて、俺の他にもタニシだと思ってる人がいると見たぞ。
σ(゜Д゜*)




