表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

練習1

作者: 半田空音

―――チリン―――


風鈴のような、はたまた、鈴のようななんとも言えないとても美しい音が聞こえた。


今日は一段と暑く照りつける日差しが刺さるような日だった。やっと夕方になり少し涼しくなってきたところで私は散歩に出かけた。

近くは、特にこれといったものはなく、ただ民家と畑があるだけだ。

私はただなにか目的があるわけでもなく、のんびり歩いていた。15分くらい歩いたところに少し木の茂った神社があるのでひと休みしようと神社の階段を登っていた。すると、チリン、チリンとどこからか美しい音が聞こえてきた。だんだんその音に紛れて太鼓や、笛の音も聞こえ始めた。

ふと、後ろから黒猫が1匹私を追い抜かして階段の上へと登っていった。するとあとからぞろぞろと猫が神社へと入ってゆく。

つい、猫の好きな私は急いで階段を登った。そして鳥居をくぐったら景色が変わっていた…………

私の知っているこの神社はこんなに広くない、こんなに綺麗ではない、こんな………

『あら!珍しいわ!!』

可愛らしい黒髪の少女が呟いた。すごく、可愛らしい少女だ。猫耳と二又に別れた尻尾されなければ……


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ