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Air space  作者: nyanya
2/5

いざ免許合宿所へ!





萌『はぁ……ねむ。』




それもそのはず。

私は今、始発で大量の荷物を持ちながら和歌山に向かっている。



そう。1人で……。笑




萌『ホンマに覚えとけよ……。うちに1人で行かせるなんて。寂しくてウサギになったるねんからな!!』





車内に人が居ないのを確認してからボヤいた。




1人で和歌山まで行けるのだろうか。




前日の夜から不安で眠れなかったせいか、あくびが止まらない。




萌『ふぁぁあ〜。』





1度乗り換えをしたら次は特急に乗れば終点まで寝ていられる。





もう少しの我慢。まだ寝るな。






そう……もう少し…………。







寝てしまっていた。



『次は〜天王寺〜天王寺〜』





車内アナウンスの声で目が覚めた。





萌『あ、やば!降りやんな!!』



慌てて荷物を持って電車を降りる。




萌『先が思いやられるわ……』





いつもは相方の瞳が言ってくる言葉を自分でつぶやき、ため息をつきながら先を急いだ。




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