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プロローグ

競馬観戦には年齢制限はありませんが、未成年の勝馬投票券購入は、法律で禁止されています。

 私の競馬好きは、同僚、ならびにお客様、お友達にも知られていることである。

 毎週、競馬新聞を買い、ネットを使い情報を集め、馬券を買ってはJRAに貯金している。俗に言う『九.一一馬券』の大荒れに荒れた有馬記念では、ゴール前の人ごみの中で、ターフビジョンも見えずもみくちゃになっていたし、ディープインパクトが三冠馬になる瞬間には、京都競馬場のスタンドで半泣きになっていた。阪神競馬場は、初めて行った競馬場だし、現在の住まいは東京競馬場から電車かバスと徒歩で四十分程度のところだ。

 にもかかわらず、昨年競馬場に脚を運んだのは、わずかに二回。第一回ジョッキーマスターズと、ウオッカの回避してしまったエリザベス女王杯の日の府中のみ。なんという体たらくなのだろう。

 できることならば、競馬場に行きたい。GIのすべてを現場で見たい。

 それはすべての競馬ファンの夢だろうと思う。

 だが、現実は厳しい。

 仕事があったり、家庭があったり。旅費がなかったり、体力がなかったり。

 それでも、馬券を買い続け、テレビの中継だとしても、または夜中のダイジェストだとしても、レースを見続ける。

 初めて競馬場に行き、パドックで見た競走馬の美しさに感嘆の声をあげ、おっさんたちにいっせいに、

「しっ!」

 とたしなめられてから、約十四年の月日がたった。競馬から離れていた時期もある。土日の競馬場以外、外出しなかった時期もある。

 そんな人生を振り返るとともに、今年一年、エッセイを書き綴ってみたいと思う。

 お暇な方はぜひ、お付き合いください。

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