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第一章までの霊術一覧





始原能(オリジンセンス)

種族の本能として所有している霊術。

これを使えるかどうかが魔物とそれ以外の動物の違いである。

稀に一族単位で所有しているモノもある。


吸血鬼

『存在回帰』

自分の定義された存在へと戻る能力。『定義改変』との併用も可能。

吸血鬼二大チートスキルの一つ

『定義改変』

自信の存在定義を書き換える事が出来る能力。『存在回帰』との併用も可能。

吸血鬼二大チートスキルの一つ

『吸血魂喰』

血を媒介として相手の魂識(イデア)を喰らう事が出来る能力。

『存在欠乏』

不安定かつ矛盾した存在の為、他者の魂識を取り込まねば存在を維持出来ない。

吸血鬼二大リスクスキルの一つ

『光芒戒忌』

光芒の霊力が存在しない為、光芒の霊力を受けると存在が崩壊していく。

吸血鬼二大リスクスキルの一つ。

『鮮血殲滅』

血液を操作出来る能力。

『陰影潜避』

影に潜む事が出来る能力。

『人外通力』

念動力を操れる能力。

『邪眼炯炯』

現象を見抜く眼力。

目を合わせた者を隷属化も出来る。

『月光寵愛』

月光により、力が増す。

『眷属創造』

自らの存在を分け与えた眷属を作り出す能力。


闇森人(ダークエルフ)

『植物共生』

植物を操作する能力。

『闇絶浸融』

闇絶の霊力と同調する能力。

『暗視瞑眼』

闇を見通す瞳。


迅魔族

『漆風迅来』

風を自身の一部として操る能力。



界術(ヴェルト)

始原能と精霊術の中間に位置する霊術。

吸血鬼

影繰渡り(スキアルート)

霊文「闇は導、踏み往くは影、波打つ憂いは我が隷」

吸血鬼の『陰影潜避』を使いやすく改良した霊術。

メリルにコツを教えてもらったお陰でうまく創り出せた模様。

界術はこんな風に、基本大ざっぱである始原能(オリジンセンス)を改良して使いやすくしたものが多い。

赤の指先(ベレッタ)

霊文 無し

指から弾丸状の血液を放つ。

ハイマとしてよく使用する模様。

ヒットマンを気取ってるんでしょうね。

《赤血邪霊尸鬼降誕(ドゥルグワント・ダエーワ)

霊文「我が赤き血潮を貪りし哀れなる者共よ、地の底より這い出でて怨嗟の唄を奏でるがいい。朽ちるは腕、崩れるは脚。嗚呼、腐敗に濁りし瞳は何を映さん。汝らの仇は我が指先に。さあ。今こそ冒涜に報復を、服従に復讐を。瓦解と破戒に彩られし死路を軍靴を鳴り響かせ汚泥と共に踏み砕け」

死体から劵属を創り出す禁忌術。

深夜テンションから生まれたダークマターな詠唱には目を瞑って下さい。

よくこんなの考えたなしかし。

いや、ダメな意味で。

《散乱する赤の咎(ウィンチェスター)

霊文 無し

銃血のショットガン版。

高威力広範囲。

ご覧の通り銃血の名称は実在の銃から取っているワケですが、こういうベレッタとかウィンチェスターとかワルサーとかって大体製作した会社名なんですね。

調べてみたらベレッタのショットガンとかもありましたし。

銃好きの方々には何を当たり前の事をと言われちゃいそうですが、結構驚きました。

ただまあ、ショットガンと言えばこれだろ、と思ったのでウィンチェスターにしました。

デデンデンデデン。

デデンデンデデン。

血啜り女王(ブラッディメアリー)

霊文 無し

見かけドレスな血の鎧を身に纏う。

物理攻撃、物理防御、魔法防御、大幅アップ。

素早さ、大幅ダウン。

深夜零時に鏡の前で三回唱えるととんでもない事になるので絶対ダメ。

この場面を書いてた時、ふと時計を見ると丁度深夜零時頃だった。

ソッコー書くのを中止し、布団を被った。

堕落の赤羽(エリュトロン)

霊文 無し

吸血効果を宿す羽を撒き散らす。

高速追尾機能あり。

そこらのヤツならかすっただけで血液全部持っていかれる。

吸血鬼らしい超必ってなんだろうと考えた結果、結局吸血に落ち着いた。

いや、いいよね?別に。吸血鬼なんだし。


闇森人

森の騒めき(サルトゥスカラー)

霊文「深緑の息吹よ、我が囁きに応えよ」

闇森人の基本的な植物操作術。

断罪の樹縛(ウアタリエス)

霊文「深緑の戒めよ、今こそ目覚め我が敵を囚えよ」

強靭な植物で相手を縛り上げる術。

その気になればそのまま絞め殺す事も可能。

本来なら対象は一人に絞って使う模様だが、メリルは普通に並列化して使用していた。

天才ですから。

樹脈の投縄(ラーマコルドン)

霊文「深緑の腕よ、我が手に替わりて生命を掴め」

植物の蔓を投げ縄のように繰り出し、縛る術。

クレアの有り様の通り、絞殺にうってつけな怖い術。

闇木犠絞殺(シュトルムフート)

霊文「出でよ、闇の息吹。我が腕となりて愚かなる者共を縊り、暗き神々の礎とせよ」

触れたら死ぬ植物で締め付ける特級霊術。

触れたら死ぬのに縛る意味あんのか?

まあ、多分即殺出来ない時の為でしょう。

陰々滅々(カンナビス)

霊文「漆黒の悪意に秘められし、悍ましき牙よ。いざ粗末な贄を喰らい尽くせ」

即死効果を持つ黒霧を発生させる特級霊術。

作中で語られている通り、なかなか陰湿な効果がある。

個人的にはなんでクレアがこれを遣わなかったか甚だ不思議なくらいである。

魔怪怨殺(アドルミデーラ)

霊文「暗き神々よ、夢幻の裁きを今ここに。闇に巣食う物の怪よ、虚空を解きて災いを齎せ」

即死効果を持つ闇を、広範囲高威力でぶっ放す特級霊術。

でっかい町一つ余裕で滅ぼせるレベル。

あのまま撃ってたら、多少闇樹海の生態系が崩れてたかもしれん。


精霊術(エレメンタル)

精霊の力を借りて遣う霊術。

霊契約(プロトコル)さえ済ましてしまえば遣い勝手が良い術なのだが、その分大味な術が多い。

炎禍術

眩む炎幕(イスグノシス)

霊文「糸遊の絣よ、色めき揺らめき凶音を厭え」

陽炎を発生させる下級炎禍術。

なかなか有用な術だが、遣いどころはもちろん、術の質、規模など、かなり遣い手の力量に依存する面が多い。

あれで一応、クレアはなかなか遣いこなしている。

戦爆熱波(ピュロボルス)

霊文「我が戦禍は全てを砕かん、巻き起これ熱風燃え盛れ業火、あまねく仇を討ち滅ぼせ」

大きな爆発を巻き起こす中級炎禍術。

派手。

言うまでもなくクレアのお気に入り。

ある時期から闇樹海では耳をすませば爆音が聞こえるようになったとかどうとか。

連鎖狂爆(ペディオマキスポレモ)

霊文「いざ、終わり無き業へと踏み往かん。灰を踏みしめ骸を砕き、未だ戦火は餓えに喘がん」

連続爆破の上級炎禍術。

もはや何も語るまい。

書き手としては結構ネーミングが気に入っている。

デウス・エクス・マキナっぽくて。

業火激咆(デストラクションロア)

霊文「哮れ、烈火の激情。我が意志は愚者の涙を踏み潰し、全ての敵に鉄槌を下さん」

口からは吐かない上級炎禍術。

要はどデカイ大砲。

ちゅどーん。

火焔桜華(ケラススピンテール)

霊文「舞い乱れし灼熱の花弁よ、炎風に踊り儚きを散らせ」

花びら状の炎を撒き散らす上級炎禍術。

触れると一瞬で燃え広がる、キレイな見た目に反してめちゃくちゃ危険かつ傍迷惑な術。

クレアはこれを住民のいる町で平気で遣った。

なにさらしとんじゃお前は。

回炎包輪(アチルターニア)

霊文「唸れ劫火よ、四天を巡りて今、あらゆる災禍を焼き尽くさん」

リング状の回転する炎を放つ上級炎禍術。

相手が植物だったのですぐ燃やし尽くしたが、実は対象を焼き尽くすまで延々と回り続けるという陰険な術。

上級にしては火力がそれほどでもないというところが陰険さに拍車をかけている。

下手に強いヤツがこれを喰らうと、地獄を見る。

えげつねえな……


水鏡術

愚水流咆(エクヴォリ)

霊文「激流秘めし川門よ開け、それは全ての命を呑み干す青き砲口」

断じて口からは出さない上級水鏡術。

要するに鉄砲水。

どっぱーん。


風蘭術


土嶽術


雷鼓術


氷麗術


光芒術

光礫(リトス)

霊文「我が意志は礫となりて敵を討たん」

光の礫を放つ初級光芒術。

魔導識《弾閃》の精霊術版。

効果は同じ。

こんな感じで、ほぼ同じ魔導識と精霊術もあります。

メリルは魔導識を好むらしいが、基本一長一短なので上手く使い分けている。

が、作中で咄嗟に出たのがこっちな所を見ると………

贖いの光(クリシスヴュート)

霊文「悪しき者よ、懺悔の刻は既に無い。今はただ全てを棄て、清き光に終わりを迎えよ」

強力な閃光を炸裂させる上級光芒術。

ちょっとした砦なんかもぶっ壊せるレベル。

こんなもん近くで撃たれちゃ吸血鬼はたまったもんじゃない。


闇絶術

失墜の尖指(ルグレディート)

霊文「我が五指に宿るは終焉の兆し」

自らの五指に闇絶の霊力を宿す下級闇絶術。

貫通性を宿す為威力は位階に反してかなり高いが、発動時間は一秒程。

黒白生死波(モノクローム)

霊文 「満ちる調は無限なる闇、黒に浮かぶは矮小なる生」

効果は作中通りな中級闇絶術。

かなり便利な所を見ると、十中八九メリルが考案した代物だと思います。

幽幻の拳(ファウスト)

霊文「心侵すは虚ろなる御手」

効果は作中通りな下級闇絶術。

ファウストはそのまま拳って意味なんですけど、なんかダークネスなイメージが有るのはゲーテの影響でしょうか。

混沌の抱擁(ケイオスローブ)

霊文「滲む暗闇は我等の苦界をも包み込まん」

闇を纏い防御する中級闇絶術。

完全にダメージをシャットアウトする術では無く、あくまでも軽減する術。そのため発動してもしばらく持続する。

FFで言うとシェル。DQで言うとフバーハ。

割と防御が巧みなクレアは、既にこれを無詠唱化出来る模様。

暗き尖角(チマークエルノ)

霊文「突き立てよ忌まわしき罪過、その咎は今こそ万物を抉らん」

尖った闇を放つ初級闇絶術。

貫通性が有るので威力は高め。

もう気付かれたと思いますが、闇絶は炎禍と並んで戦闘特化な属性です。

闇絶と炎禍の素養持ちは、よく冒険者や軍などにスカウトされます。

闇喰(フィルフラース)

霊文 無し

闇絶の霊力を片っ端から喰い尽くす特級闇絶術。

しかし、喰った霊力を自分のモノに出来るのはクレアだからこそ。

あの大食漢め。

《闇絶ノ死腕ハ只生ヲ摘ム(デスグラシア)

霊文「いざ、無限の闇を我が躯へと。刈り取るは(かいな)平伏すは羊、生ける骸はただ目前の終わりに擦り潰されるがいい──闇絶の窓、此処に開かれん」

闇絶星霊の力を右腕に宿す特級闇絶術。

ザ・ハンド、ではない。断じて。

右腕に触れたモノは終わってしまう。

触れるな危険。

影狼の鋭爪(ヴォルクーニャ)

霊文「暗きに揺らめくは万物を断ちし残虐なる爪」

強烈な斬撃状の闇を放つ上級闇絶術。

………ニャってニャんだよ。

狼というより猫っぽくなってしまった。

黒象の堕蹄(オプリスローン)

霊文「踏み出すは失望の一歩、汝らの慟哭は全ての瞬きを蹴散らさん」

上空から闇の重圧を発生させる上級闇絶術。

重力とはまた違う、どっちかと言うと物理的な力。

まあ、魔法に物理的もクソも無いだろうけど。

大体何でもぺっちゃんこ。

解体作業に向いてるかも。

重機要らずだなあ。

破宵の暴宴(アーベンペルド)

霊文「叩き潰せ、稚拙なる贄。眼を舐め、踝を掻き、自らの臓を抉り取るがいい」

闇の力でボッコボコにする上級闇絶術。

対象と遣い手の間で交わされた暴力に比例して威力が上がる、長期戦向けの霊術。

MなのかSなのか、それが問題だ。

黒風闇渦(ネロブーリァ)

霊文「唸れ、殲滅の嵐。黒々き闇は一切の希望を滅ぼし、静かに墓標を突き立てん」

闇の渦でグチャグチャにする上級闇絶術。

料理に使える、何て事はもちろん無い(某バカを除く)。


魔導識(スペルコード)

人間種により編み出された霊術。

複雑かつ繊細な術が構築でき、人間種の文化に深く根付いている。

炎禍術

豪炎弾(バーンフレア)

霊文「盛れ焔よ、悪しき闇夜を切り開け」

そこそこ大きな炎の弾丸を放つ下級炎禍術。

しんぷるいずべすと、な所から鑑みるにかなりベタな術の模様。

これを使いこなせば取り敢えず一人前、みたいな。

豪炎渦(ヴォルテックフレア)

霊文「焔の渦よ、暗き業を焼き払え」

炎の竜巻を発生させる中級炎禍術。

クレアはあっさり防いでましたが、威力特化な為、結構強力な筈。

ノーダメで防げたのは防御術と、クレア自身が炎に耐性有りだから。


水鏡術

流転回水(ディニクール)

霊文「荒れ狂う猛威よ、狂乱にその身を任せ水禍を巻き起こせ」

水を渦巻かせる下級水鏡術。

その場にある水を操作するだけなので、割と簡単な術。

流水刃(アクアエッジ)

霊文「水よ、あどけなき殺意に戯れよ」

ウォーターカッターな初級水鏡術。

初級術は威力がかなり術者の腕前に依存するため、使い手によってはちゃちな中級辺りを上回る場合もあります。

今のはホニャララではない、ホニャだ。


風蘭術


土嶽術

岩山剣衝(ロカベルク)

霊文「目醒めよ大地、汝の剣をただ震わせ今突き立てん」

剣状の岩を次々と衝き立たせる中級土嶽術。

使う分にはシンプルかつ強力な術なのだが、町中とかで使うと後始末が大変。

土石棘(ランドニードル)

霊文「大地よ、その身に幼き怒りを灯せ」

地面から土石の棘を発生させる初級土嶽術。

現代社会で使うとあらゆるタイヤをパンクさせ放題。


雷鼓術

雷光刃(ボルトエッジ)

霊文「天翔る雷光よ、今こそ我が手に来たりて刃となれ」

カッターみたいに飛ばす事も出来る初級雷鼓術。

ビリビリチョップ。

白雷槍雨(ボルトランスコール)

霊文「数多の雷槍よ、彼方より天降りて暗きを砕け」

白い雷をドカドカ落とす上級雷鼓術。

強力かつ、結構範囲とか規模とかを好き勝手にイジれるため、汎用性高し。


氷麗術


光芒術

弾閃(リトス)

霊文「 白き礫よ、穢れを咎めよ 」

小さな光弾を撃ち出す初級光芒術。

精霊術の《光礫(リトス)》とはほぼ同じ効果だが、こっちの方が小さく、代わりに弾速が速い。

光芒術の基礎と言える術。

旻天弓(アルブストリレーツ)

霊文「集え、燦爛なる意志よ。天を貫く悠遠の矢よ。蠅頭を砕き、夭桃を散らし、九曜を巡りて今飛び立たん」

巨大な光弓を創り出し、放つ最上級光芒術。

言うまでもなくメリルの最強術。

ぶっちゃけこれを喰らえばクレアも即死である。

因みに最上級を使いこなせるのは大陸で十人もいない設定だった。

………やっちゃったぜ。

書き手としては勢いで書いてしまった為ちょっと後悔気味だが、まあこれはこれで。

いやでも、使いこなせてはいないから。その後メリル倒れちゃったから。

………プロットも全く書かず、テンションだけで書くとこんな事になります。

という良い例として捉えて下さい。

《厭罪の聖柩(ラスターコフィン)

霊文「愚かなる者共よ、自らの欲望を悔い改め、慙愧の念と共に今醜悪なる滅びを受け入れよ」

光球に相手を閉じ込め、圧縮し、消し去る上級光芒術。

ええ、ニ〇ラムですとも。

それが何か!?(逆ギレ)


闇絶術



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