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こんなのありえない!~偽りと記憶の鍵~  作者: 脱力先生
第一章 違和感と性転換
9/12

9話 オフロバ・スターズ!-Ohuro Busters!-♨refrain♨

すいません!遅い!遅すぎた!


時間があんまりとれなかったんです!←ただの言い訳


でもこれからも、これくらいになる可能性があるのでご了承あれ

 目が覚めると放課後!学園生活初日はとても疲れましたよ、はい。

 で、今は寮の前。莉菜ちゃんと美衣ちゃんと一緒に帰ってきたのだ~。

 2人は同じ部屋なんだって。良いなぁ。3人部屋なんだから私も引っ越しさせてもらえないかな……。

 というわけで寮長さんに聞いてみたら、契約上1ヶ月は引っ越しできないから、1ヶ月たったら新しく手続きしてくれるそうだった。いいねぇ。

 でも、やっぱり男部屋がよかったなぁ。何か居づらそうだし。


「ねぇねぇ、ご飯食べたら大浴場に行ってみようよ。今度はきっと……大丈夫だよ、きっと」


「……そうだね、行ってみるか。2人だけで入るお風呂も好きだけど」


 ……ん?なんか気まずい空気だ。

 それより今すごいこと聞いた気がするよ。男としてこれはたまらん!というか、一個人として今美少女2人が仲良くお風呂できゃっきゃうふふなんて!

 まぁ、今は女の子だけどね、私。


「杏ちゃんも行こーよー」


「え?うん」


 完全にワックワクだね状態だった。ここに来てまたお風呂サービスだよ、ふふふ……うぇっへっへ、フーッハッハッハー!!!


 ─────カコン─────


 さすが大浴場、広いなぁ。欲情するなぁ。……ごめんなさい。

 さすがは美少女が多いと噂の学園、みんな可愛い。

 あ、あれ、もしかして同じクラスの厚化粧さんかな?絶対化粧しない方が可愛いじゃん。


『ねぇ栞~、アンタ化粧しない方が絶対可愛いって!何かムカつくぐらい綺麗だし』


『そう……かな?』


 ほら、お友達も言ってるじゃん。てか、テレてるところも良いなぁ。友達になれるかな。


「杏ちゃん、はいろっ?」


「……え?うん…………カワェェ♡」


「やっぱり杏歌も虜になっちゃうか。まぁ、私でも萌え萌えキュンだよ」


「うん、まさに天使だね」


 むしろ萌えないわけがない!こんなこと言われて惚れない男はもう、BLと見なすよ!黒い執事さんとか黒子のビスケットとかそんな感じのがLOVEな人と同じ扱いにするよ!それらが悪い訳じゃないけど!


「……ぇ、なに???」


「な、何でもない何でもない。さ、入れ入れ、私が2人の体を洗ってあげよう。……前も」


「うん、お願いしま~す」


「え!?前も洗わせるの!?」


「ほぇ?いつもだよ?」


 マジですかー!んなことしてるから百合姫とか呼ばれるんだよ。

 そして、美衣ちゃん。私はあなたが心底……羨ましい!私も莉菜ちゃんの体を堪能したい!


「(寝る前と寝起きは、甘えてきてくれるよ~)」


「(え?本当!?やった~!?)」


 楽しみだ!心底夜が楽しみだ!!


「ふにゃ~…………スゥスゥ」


「って、こら莉菜~。寝たら襲われるぞ~。主に私に」


「……それはどうなんだろうか」


 さっきからこの人百合宣言しかしてない気がする。


「……ふに~?みぃちゃんになら……いいよ?」


「それはもっとどうなんだろうか……。というか、そんなこと言われたら私でも襲いかねないよ?」


「むしろ私には襲わない選択肢がない!覚悟しろよ、莉菜。お、お前が悪いんだからな……。そんなに、誘ってくるお前が……ッ!」


「……わ~い、みぃちゃんギュ~して~♡」


「うぇっへっへ~。良きかな、良きかな~」


「はいストーーーーップ!!通報するよ、美衣ちゃん!限度を知りなさい!莉菜ちゃんもウェルカムの構えを取らない!もう、百合のレベルじゃない!」


 まったく……。男の時だったら絶対こう、なんて言うか、危なかったよ。……主に下半身が。

 しかし、おねむ莉菜(てんし)ちゃん恐るべし……。


 なんとか2人(というか主に美衣ちゃん)の暴走を止め、体を洗い始める。結局莉菜ちゃんは美衣ちゃんに洗ってもらっていた。


「ふぃ~、良い湯だな~っと」


「みぃちゃん、オジサンみたい~」


「莉菜ちゃんはもうちょっと大人になろうよ」


「大学生になったら大人になるよ~」


「ほほう、大人の莉菜たん、見てみたいものですなぁ」


「美衣ちゃん、本当にオジサンみたいだね」


 さて、今ここにいるのは私たちと少数だけ。この2人はやっぱり可愛い。可愛いがゆえに嫉妬されることが多いらしい。だから皆彼女たちが入ると出て行くことが多いらのだとか。といってもまだ入学したてでこれはどうなんだろうか。

 ここにいる私たち以外の人はそんなこと気にしない人たちだけみたいだ。さっきの無駄化粧さんもいる。


「莉菜……泣かないの。大丈夫っていったの莉菜でしょ?もうちょっとがんばろうね?」


「……うん」


 美衣ちゃんが莉菜ちゃんを宥めている。やっぱりこういう時に優しいし、すごい男前な感じするし女の子にモテるのが何となく分かったよ。


「大丈夫だよ、リナ公。美衣さんも。アタシたちはそんな事しないから」


「うん……ありがとう、しおりん」

「しおりん言うな」


 あら、厚化粧さんも意外と優しいんだ。てか、リナ公ってなに?しおりんってなに?そんなに仲良いの?


◆◇◆◇◆◇


 その後は何事もなく終わった。……いや、私……いや『俺』としての理性が危なすぎた。やっぱり他の人の裸だと違うんだ……。

 てなわけでマイルームです。寂しいです。何でこんなに広いのさ!まぁいいや。いろいろ(精神的に)疲れたし、もう寝ようかな。


 おやすみレディー、いい夢見なよ☆


─────good night!─────

後書く事が特にないですね……


そろそろ本格的に莉菜ちゃん編に入りたいと思います


では、次回!←ほんとに何もない

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