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こんなのありえない!~偽りと記憶の鍵~  作者: 脱力先生
第一章 違和感と性転換
3/12

3話 『俺』と記憶とお買い物デート?

はい遅い~。昨日投稿する予定だったのに、お風呂入ってすぐにドライヤーのも当てずに、12時まで寝てました!


てなわけで3話です。あんまり進みません。

もっと速度上げなくては!

 前回のラブライ────σ)Д`)ぷに


 現実逃避をお母さんに邪魔された。


「良いじゃんか!今までだってギャルゲーとかで現実逃避してたじゃん!」


「だから、見つけたらちゃんと『止めなさい』って言ってましたよね?あと、今の言葉遣いはギリギリセーフです。まぁ、お母さん的にはそういう方が好きなんですけどね」


 1人で語りまくっていた。知らないよそんなこと。

 お兄ちゃんが学校に行った後、お父さんは山(2階)へ芝刈り(自分の服を取り)に、お母さんは……まぁ、私の面倒を見ていた……。

 しかし、この呼び方イヤだなぁ、自分がギャルゲーのヒロインみたいに思えるし。特にお兄ちゃん。

 ちなみに私の知っている限りだと、

性転換した『娘』は、一人称がぼくの娘が多いんだけど、私は言わないよ。ぼくっ娘好きの諸君、残念だったね。

 『ボク』なんて言ったら、それこそ攻略されかねない気がするよ。この容姿だし。


「もう解説終わったんですか?」


「……心の中を覗くな。なんか気持ち悪い」


「ふふ、ア・ウ・ト♪男の子の口調に戻ったら、なんて言いましたっけ」


 だらだらだらだらだらだら……(°∇°;)

 説明しよう。お母さんは私の言葉遣いを矯正するために、お母さんの独断と偏見で1ガサツ~10ガサツまでランク付けされて、そのランクの服を着させる、と断言したのだ!

 ヤバいよ、2話目丸々使っても殆ど相談に乗ってくれなかったのに、3話目でもこの調子はヤバいよ。


「ちゃんと現状は打開しますよ。でもその前に杏ちゃんは私と一緒にお買い物に行ってもらいます。あと、さっきのは2ガサツなのでミニスカートを穿いてもらいます」


「一気に喋んないでよ!ツッコミ処理が追いつかない!まず、お買い物って何?」


「杏ちゃん用のお洋服に決まってるじゃないですか。それがなかったら行動できませんよ?あと、下着もね、下着♪」


「下着2回も言う必要あった?まぁ、それはそれとして、ミニスカート……ホットパンツに変更じゃダメですかね?」


「だーめっ♡ぜーったいに穿きそうにないんですもの。お母さんは恥じらいながら内股になりつつ、もじもじする杏ちゃんが見たいんです!(……ローアングルで)」


「何!?最後なんて言ったの!?」


「な~んにも言ってませんよ~」


 とてつもなく不審なワードだった気がするのは気のせいなのかな。……その方が安全な気がするから、それでいいか。

 私はこの短時間で現実逃避のスピードを限り無く上がったのだ!

 バカみたい?じゃあ笑えば良いじゃんか、アーッハッハッハッハってね。……これアウトかな?怒られないかな?知らない人多そうだし大丈夫だよね?


「さ、杏ちゃん。早く着替えて下さい。お母さんのにしますか?自分のYシャツ1枚で可愛らしいエロさを出しますか?」


「自分のスウェット!そもそも、Yシャツ1枚で外に出たら捕まるよ!」


「警察ではなく、怪しいお兄さんたちに捕まりそうですね。まぁ、万が一にもそんな人がいたら、もちろん───殺シマスケドネ」


「お母さん怖い!怖いよ!」


 目がマジだった……。お母さんはたまにこれがあるから怖い。ていうか、今日は異常に多い気がする。このままお母さんの病み(闇?)化するのだけは防がなくては……。


「と、とにかく!今日はスウェットで行くからね。寒いし」


「そうですね、お母さんもちょっと暖かい服装で行きましょう。でも、スウェットがいいなら、お母さんのにしなさい。恭くんのあんなださださのよりはマシです。まぁ、お母さんでもおっきいでしょうけどね♪」


 腰回りとかね。という言葉をすんでのところで飲み込み、お母さんのスウェットを貰う。いいよね、スウェット。あったかあったか~♡


「さぁ、出発しますよ。お父さんに『行ってきます』してください」


「オトウサンイッテキマス」


「お、おう…………グスン」


「ちゃーんとお留守番してないと、あとが酷いですよ?」


「わ、分かってます、はい」


 というわけでやっと出発。何で服買いに行くだけでこんなに疲れるのかな。

 ちなみに、今日行く場所は近くのデパートである。なんでも、服のほかにも買いたい物があるとかで。


~数分後~


  とうっ!テレビで前にやってたワープのマネでジャンプしてみた。お母さんに抱きしめられた。女の子になって改めて思う。お母さんの体、暖かくて落ち着く。


「ふふ、ありがとうございます。さぁ、まずはお洋服ですよ。どんな服がいいですか?ミニスカートは絶対ですけど」


 ……この心を読む力さえなければなぁ。とっても良いお母さんなんだよね。

 ところで、既に気がついているとは思うけど、私の言葉遣いは徹底して直してた。変なコスプレするのやだもん。そして、何でだろう……。


───この言葉遣い、口調、声、どことなく、懐かしい感じがする───


 そして何より私にはある仮定がある。その根本を支えているのが私……いや、『俺』の記憶だ。『俺』には、幼少の記憶がない。もしこの仮定が正しいのだとすれば、なぜそれを隠すのだろうか。


「……今は何も考えないで普通に過ごしなさい。時期が来れば全部分かるから」


 いつになくお母さんの声に怒りの感情が感じられた。静かな、それでいて全てのものに有無を言わせない圧倒的な威圧感。

 そして、丁寧語ではなかった。お母さん、そう言うのにはうるさいのに。


「もうっ!考え事禁止って言ったでしょう!今日はお買い物を楽しむんです!お母さんは楽しみにしてるんですからね!」


「そう、だね。ごめんなさいお母さん」


 お母さんはそっと優しく抱きしめてくれた。それは、とても懐かしい風景だった。記憶なんて……あるはずないのに。

 こんな暗い考えしてたら、またお母さんに怒られる。今日は楽しもう目一杯楽しもう。


───こうして私は、『記憶に鍵が掛かっている』と言うことから、一旦目を背けた───

いかがだったでしょうか。呆れましたでしょうか。


今回は先んじて、作者のキャラ紹介だけやらせてもらいます。別に興味ねーよって方はそのままお戻りくだしゃれ。



キャラ紹介:作者編

特徴:限りなく脱力系+やる気なし+ネガティブ=日陰組

好きなもの:プリン&唐揚げ(牛より豚より鳥が好き)&野菜

嫌いなもの:リア充&甘いもの

容姿:非モテオーラが溢れ出るぜ

性格:俺の本当の性格を知る者はいない

趣味:睡眠、歌、睡眠、key作品!、睡眠、睡眠、睡眠


とまぁ、こんな感じですかね。あと、ちなみに俺TUEEEEEEEEE!!作品が嫌いです。主人公は弱いながらも頑張って協力して勝つ方が好きです。


では、今回はこのへんでさよーならー。それと便座カバー

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