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こんなのありえない!~偽りと記憶の鍵~  作者: 脱力先生
第一章 違和感と性転換
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1話 俺の容姿がこんなに可愛いわけがない!

性転換って……難しい!

 チクチクチクチク──掛け時計の秒針だけが妙に大きく響く。

それだけ辺りは静寂していた。


 彼は今起きている状況に頭が着いていかず唖然としていたが、とりあえず落ち着いて考えることにした。


「さて、どうしたものかね……」


 目の前の鏡に映っている少女を見ながら考える。


 意外と驚きは少なかった。

 なぜならそんなもの、ゲームやら二次小説やらで経験済みだったのである。


「可愛い……よな?」


 目の前に映っているのは確かに可愛い。

 サラサラで肩甲骨の下あたりまで伸びた艶やかな漆黒。

考え込んでムスッとした顔は、それでもきめ細やかな肌と

若干キツい目つきの大きな目、童顔と呼ぶにふさわしい幼く小さな顔で正直かなり可愛かった。


「まぁ、俺の知識上、体は意外と大人っぽいのかな」


 彼、『千早 恭介』のやってきたギャルゲーや愛読しているライトノベルやケータイ小説の性転換はどれも大人びた容姿の【女性】へと変わっていた。


 しかしそれも、たまたま彼の選んだモノがそうであっただけで、世の中には別のモノもたくさんあるのだ。

そう例えば目の前の【少女】のように……。


「…………………………あれ?」


 彼の見た顔から下は、全体に華奢で肌は雪のように白く、

申し訳程度に自己主張をする2つの膨らみ。

細いウエストと見事な脚線美。


「…………あれ?…………あれ!?────ちっちゃくない?」


 けして幼児体型という程ではないが、目測で145㎝ぐらいの平均よりやや小さめの容姿に落ち込む恭介。


「女の子になってもちっちゃいままとか……グス」


 けして小さかったわけではないのだが、周りが長身揃いのため自分が小さいと思いこんでいたので、目の前に叩きつけられる現実に心底落ち込んでいたのである。


◆◇◆◇◆◇


「と、とりあえず…………おかーーーさーーーん!!!!」


 某ネコ型ロボットを呼ぶように俺は母さんを呼んだ。

そして改めて気づいた。

やっぱ声……高いな。

1話目、正直自分でも微妙な作品になりそうでしょうがない雰囲気を醸し出しつつ終了いたしましたよ。

制作時間5分、うち本文3分というマジメにやれよと言われそうな体たらく。

次回からはもっと考えて書きます、はい。


さーて、来週のさざe─────(殴

……次回の『こんなのありえない!』は恭介の家族が登場します。家族構成はまだ考えてないです。でもなんとなくこんな感じにしようかなというのは決まっているので、それに沿って進めていきたいですね。


読者が1人でもいてくださることを願って……ではでは

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