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現代の吸血鬼

作者: サカムケJB

思い付きで書いた短編です

身が焼けるような思いでしょう?

その純粋さが、澄み渡った明るさが、私には毒でしかない。


なぜ苦しむのか。なぜ私は教え子である小学生たちの笑顔に苦しみを覚えるのか。


対比だ。


子供たちは未来に向かって、曇りなき眼で日々を生きる。

まるでこの世には影など存在しないかのように。


だが、我々指導塾講師どもは、その未来に向かう思いから利益を得て生きながらえている。決して裕福ではない家庭からも、関係なしに生き血を吸う。財か意志が干からびるまで。

だからこそ、子供たちを目の前にすると自分自身の醜さに苦しみを覚える。



そんな目で私を見ないでほしい。そっちの人のこともだ。いやそっちの人はいいか。

どうやら自覚がない。



太陽の光を浴びるのは、もうこれきりにしよう。

私が干からびるほうが

きっとマシでしょう

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