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愛の騎士ミンネ  作者: 東武瑛
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必ず息子は姫を救う

ダルタニアン二世は床に転がる水晶を手にし、光にかざした。

すると城への道が浮かび上がった。

バイエルは「行くが良い」と言い、天空に消えた。

ダルタニアン二世は洋館を出て、歩いて行った。

暫く歩くと森から出て城が見えた。

「あそこだ」と思い、歩を進めた。

その頃、ダルタニアン二世の父親、ダルタニアンは王城で手紙を読んでいた。

「城を明け渡せ、さもなければローラの身は保証しない、と」ダルタニアンは窓から星空を見て「必ず、息子は姫を救うだろう」と呟いた。

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