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バイエル
三人の小人はダルタニアン二世の前と左右に立った。
小人達の攻撃は思いのほか鋭く、ダルタニアン二世はかわすのが精一杯の状況になった。
そこに男が現れ、小人の一人を切り捨てた。
男は「私は精霊の騎士バイエル。天から助太刀に参上した」と言い、剣を構えた。
ダルタニアン二世とバイエルは小人二人に攻撃し、切り捨てた。
「バイエル殿、かたじけない」とダルタニアン二世が言うとバイエルは「私は森の番人。全ては魔女の仕業。奴は不死身だから気を付けたまえ」と言い、天空に去って行った。
「魔女は死んでなかったのか」とダルタニアン二世は思い、森の道を進んで行った。




