とある少女の旅路の末に…

とある少女がいた。
少女は他のみんなと違い少し特別だった。
少女は他の人から悲しい記憶を消し去る事が出来たのだった。
少女はその能力を生かして旅をする。旅先で出会う人々の悲しい記憶を消し、少しでも笑顔になってもらえるように。
少女は旅を止めようとしない。多くの人を幸せにする為に。
しかし、少女に記憶を消されることは果たして本当に幸せなのだろうか。
少女はこの旅路の果てに一体何を得るのだろうか。