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小さな問題

「魔王様ー、魔王様」


畑担当のゴブリンチーフが朝一にやって来た。


「貴様、魔王様の部屋に無断で入るとは、何事だー!」

ゴゼロがマジ切れする


「ヒィーーーーーー」


ゴブリンチーフの顔が緑から青に色が変わったように、真っ青になる。


「ゴゼロ、いいからいいから。」


「で、ですが魔王様

よろしいのですか?」


「あぁ、仕方ない急用なんだろ。畑担当のゴブリンチーフ何があった?」

俺は、優しめに言ったつもりだったが真っ青だった顔が紫色になってしまう。


「申し訳ございませんでした!命、お命だけは、かかかか勘弁してください!」


寝起きだったため顔が怖かったみたいで、今でも、申し訳ございませんでしたと、連呼している。


「もう良い、で何があった?」


「ありがとうございます!もう芽が出て来ました!どうしましょうこんな早く芽が出てくるのは初めてです。も、もしかしたらモンスターかもしれません!」

んっ!早くねと思ったが、成長促進剤を使ったからだと思う。それでも早いと思うが、それはファンタジーな世界だと思うことにした。


「それは、薬の影響だ、だから安心しろ。」


「そうですか!ありがとうございます!」

深々とお辞儀してくる。


「貴様、それだけの為に魔王様を起こしたのか!」


「いえ、違います!少し争いが起きまして

種族が違うので、、、

解決策や助言をしていただきたくて。」


「魔王様どう致しますか?

もし、必要ならば私が鎮めて致しますが。」


「いや、ルールを決めよう。

あまりきつくしないから安心しろ。」





ルール

多種族で争わない。

取り敢えず、出来た食べ物は一回全て持って

来て俺が均等に配る。

人が来たら、出来たら無力化

無理なら、殺す。



「かな、ゴゼロ全員に伝えてこい。

守らない奴がいたら伝えろ。

何回言っても聞かなかったら


『殺す』

と、伝えろ。」


「畏まりました」

ゴゼロがルールを伝えに行った。


「ご主人様」


「ん、どうしたユキ?」


「忘れてて申し訳ございませんでした。

前の冒険者の遺品を持って来ました。」


「あぁそうか、ありがとう」


「えっと、この鞄から、、、っんしょ よし

ドサドサえっと、これで全部です。」

大きな音とともに、大量の荷物が普通の鞄から出て来た。

「なんで、そんな小さな鞄から出てくるんだ?」


「ご主人様、これは、魔法のバックですよ!」


「へーー、取り敢えず鑑定するか。」




魔法のバック(2000kgまで)

金貨25枚

銀貨50枚

銅貨20枚

鉄貨10枚

石貨5枚

ブレイクソード(細長剣)

モンスターの素材(200kg)


「へー結構入ってんじゃん

ユキ、この金って多いの?」


「はい!かなり入ってると思います。

石貨が10で鉄貨

鉄貨が10で銅貨

銅貨が50で銀貨

銀貨が100で金貨

金貨が100で白金貨

で金貨1枚で、4人家族が1ヶ月暮らせます。」


「そうなんだえー、、、で一体何が買えるんだ?」


「うーん、そうですね、金貨5枚で私くらいの奴隷は買えます。」


「んじゃあ銀貨は?」


「銀貨1枚で、安めの宿屋に泊まることができます。

銅貨ですと、日用品など雑貨です。」


「わかったサンキューな、ところでこの大量のモンスターの素材はどうすんだ?」


「鍛冶場に渡せばいいと思います。」


「そうだな、残りは俺が持っておくか」


「では、ご主人様いろんな所に行って様子を見ましょう」


「おう、行くか」








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