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第8話 ルビ設定

――ふりがなを使いたいんですけど、どうすればいいですか。


 うむ、ふりがなはWeb小説を書くには欠かせない存在だからな。書き方としては、2種類ある。

 まずは、ルビ記法を使ってテキストとしてふりがなをつける方法だ。基本的には、二重山かっこを使った記法を使うことができる。各サイトからダウンロードした時も、この記法に変換されるぞ。


  振り仮名(ふりがな)


 のように記入するには


 |振り仮名《ふりがな》


 のように、縦棒のあとに本体になる文字を書いて、その後ろに二重山かっこで囲んでふりがなになる文字を書く。本体部分が漢字のみなら、縦棒は省略できるぞ。


――でも、書きにくいです。それに、これだと、小説を書いていてどうなるかイメージが湧きません。


 そうなのだ。この記法で書かれていると、読み返していて大変読みづらい。なんとかして、振り仮名の形で表示して、小説を編集したいところであるな。

 残念ながら、Google ドキュメントでは振り仮名を扱うことができない。そこで、NovelSync では、画像を使って簡易的に振り仮名を扱う方法を提供することとした。

 Google ドキュメントの [アドオン] メニューから、 [ルビ] → [ルビ文字を挿入] を選んでほしい。ルビ文字の挿入ができるぞ。[ルビ画像を挿入] とすると、画像としてルビを挿入することができる。




――挿入してから、画像が出るまでにずいぶん待たされます。


 NovelSync のためのルビ画像生成サーバーとやりとりをしているので、ちょっと待たされてしまうことがある。


――なんか、ルビ文字の部分がちょっと周囲から浮いている感じがします。


 ただの画像なので、どうしても周囲の空白とかを完全に制御することはできない。あくまでも、ルビに対応していない Google ドキュメントで簡易的にルビ表示するための手段なので、ご了承いただきたい。


――これ、ルビが入っている文章をコピーペーストしたりすると、どうなっちゃいますか。


 大丈夫。文字と同様に扱ってもらってかまわない。


――ルビの文字を変更したいです。


 作ったルビ画像の上にカーソルを置いた状態で、「ルビ文字の挿入」ダイアログボックスを開くと、ダイアログボックスに文字が読み込まれるぞ。文字を書き換えて、また [ルビ画像を挿入] とすると、以前のルビ画像が置き換わるはずじゃ。


――このままだと、アップロードしたらルビのところが画像になったり消えたりするんじゃないですか。


 大丈夫。NovelSync がルビも管理しているので、アップロードやダウンロードの時には、挿入したルビ画像は自動的にルビ記法に変換される。あなたが手動で変換する必要はないぞ。


――こんな便利なら、全部のルビ記法をルビ画像に置き換えたいです。


 Google ドキュメントの [アドオン] メニューから、 [ルビ設定] → [すべてのルビ記法をルビ画像に変換] を選ぶことで実現できる。ルビの数が多い場合には特に時間がかかるが、気長に待っていてほしい。逆の操作、[すべてのルビ画像をルビ記法に変換] も用意されているが、アップロード前には使う必要がないぞ。


――全部画像にしたあとに、使っているルビを変えたくなりましたが、同じルビを使っている場所がたくさんあって直すのが面倒です。


 一旦、[アドオン] - [NovelSync] - [ルビ] - [すべてのルビ画像をルビ記法に変換] で画像をすべてルビ記法に変換したあと、[編集] メニューの [検索と置換] で一括置換して、[アドオン] - [NovelSync] - [ルビ] - [すべてのルビ記法をルビ画像に変換] で再びルビ画像に変換すれば、簡単じゃ。


――長い単語にルビを振ると、ルビのバランスが悪くなって読みにくいです。


 おそらく、小説投稿サイトにアップロードした時にも同じように表示されると思うぞ。ルビの中にスペースを含めて間隔を調節するか、一文字ごとにルビを設定するなど、見やすいように自由に設定してくれたまえ。

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