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第6話 投稿時間予約設定

 さて、小説がいいところまで書けて、小説投稿サイトにアップロードするときのことを考えよう。ここまで来るということは、公開してもいいレベルまで書けているということだろう。その場合、ただアップロードするのではなく、公開スケジュールを設定して、定期的に公開されるように設定したいだろう。だが、複数のサイトにアップロードするときに、スケジュール設定を行うのもかなり手間がかかるのも事実だ。


 NovelSync では、エピソードに投稿予約時間を設定することができる。この投稿予約時間は、アップロードするときに自動的に反映される。これによって、複数のサイトで投稿時間を揃えることもかんたんだ。また、小説家になろうのように、サイトに投稿するときに、下書き状態ではアップロードできないような投稿サイトもある。このようなサイトでは、アップロード前に投稿時間予約設定が必須になる。ただし、現在のところ、アップロードして即公開という設定はいまのところできない。万が一の誤操作で公開されてしまうことを防ぐためだ。最短で2時間後に自動公開を設定できるので、そのようにするか、アップロード後に各サイトを訪問して、手動で公開に切り替えてほしい。


 文書のメニューから [アドオン] - [NovelSync] - [投稿時間予約設定] を選ぶと、投稿時間予約設定のダイアログボックスが表示される。




 このダイアログボックスでは、どのエピソードからどのエピソードまで公開予約を設定するかを選択する。公開予約を設定する場合に、公開間隔も指定できる。さらに、指定した範囲より前をすべて「公開済」としたり、範囲より後をすべて「下書き」または「非同期」に設定することもできる。


 たとえば、第10話から第20話までを、1月1日12時から1日おきに公開設定し、それより前を「公開済」、後を「下書き」と設定すると、次のように設定される。


第1話 [公開済]

 ┆ 

第9話 [公開済]

第10話 [予約 1月1日12時]

第11話 [予約 1月2日12時]

 ┆

第19話 [予約 1月10日12時]

第20話 [予約 1月11日12時]

第21話 [下書き]

 ┆

第n話 [下書き]


――エピソードのタイトル横に、[予約] とか [下書き] とつきました。邪魔なんですけど、消してもいいですか。


 消してしまうと、予約設定が消えて、下書き扱いになってしまう。上記の自動設定を利用すると、予約設定のところだけ文字を小さく、文字の色を薄くするので、邪魔になることはないはずだ。

 内部的には、タイトルと予約設定はタブ文字で区切られて認識されている。もし、何らかの原因でタブ文字が消えてしまったなら、Tab キーで追加してほしい。一方、他のエピソードのタイトルからタブ文字ごとコピーしたりするぶんには問題ないぞ。


――これで予約設定できれば、もう自動で公開されるんですか。


 残念ながら、これで設定されるのは、Google ドキュメント内の予約時間データだけだ。各サイトには、まだ何も送信されていない。このあと、アップロードを実行することで、初めて各サイトに情報が反映される。詳しくは次回だ。

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