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空手青春記  作者: 東武瑛
7/10

二年生になって

高校二年生になった時、私は空手3級だった。

当時、私の道場では二級になると準黒帯として大変一目置かれる存在だった。

高校一年生の時は空手以外の事に興味を奪われたが二年生になるにあたって学業以外は空手に専念しようという気持ちになっていた。

とりあえずは春休み、稽古の無い日も道場に行って自主トレする事から始めた。

 私が所属していた流派は大会の組手は高校生にならないと出場できないので、三年生までに黒帯を取ろうと心に決めていた。

 目標を定めた事で稽古に熱が入った。

4月に入ると稽古が進むと道場内は蒸し風呂状態になる。この状態で行われる自由組手はスタミナを振り絞る自分との戦いでもあった。

 相変わらず、基本、移動稽古で汗は出尽くす。

雑巾を着ているような感覚でサンドバッグに突き蹴り、ミットに突き蹴り、約束組手をし最後に自由組手を行う。

 私の道場は通常の自由組手は防具を一切着けず行われていた。

いわゆるフルコンタクト組手である。

上段蹴りを喰らい鼻血を吹き出す者もいた。

恐ろしい逃げ出したくなる組手だ。

しかし、指名されると逃げ出せない。

相手が自分より上の者では負けるのが分かっている。

そんなハードな稽古をがむしゃらにやっていた。

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