執務室でのこと
なぜか唐突に出現したラスボス。とりあえずミネアの後ろに隠れることにしよう。
「もう15年も前の話でしょう?今さら指定戦力の枠にはいないわ」
「いやいや、君たち鬼人族は寿命が300年位あるでしょ?」
この世界に存在する種族は総じてスペックが高い。普通の人でも100歳くらいまで生きる。丈夫な種族はその何倍にもなる。ただ魔物や冒険者稼業、その他の要因での死亡率も中々高いので長生きが簡単にはできない。
「まぁ、いいけど。一応君のギルドカードは問題なく使えるよ。それで?今日はどうしたのかな?」
「これを見てくれる?一応全支部に通達はあったでしょ?この二人を私の同伴者として、それとこっちの・・・なんで隠れてるのよファン君」
後ろに隠れていた僕がミネアに引っ張り出される。うー、お腹が。
「この子の保証人には私がつくから例のモノを用意して、あなたが受付なら話が早いわ」
「・・・・・なるほど、場所を移そうか」
ミネアが差し出した書状を一瞥したギルドマスターさんが僕たち四人を階段へと促す。
「ついてきて。僕の執務室で話そうか」
なにやらヤバそうな予感!また僕のお腹が疼いてきた。
場所を移して執務室。僕たちはソファーへと案内される。
「さてと、君がリゲルが弟子にした子かな?」
「はい、ファンルーシュ=エブル=ソヒトです」
「あぁ、なるほど。鬼人族の血が薄いのは千日戦争の彼女の血が濃いのか。うんうん、簡単な連絡があっただけなのも君たちを束縛しないためか。あの子達らしいね」
どうやら父さんたちのことを知っているらしい。うーん、父さんたちの昔の話は師匠から少し聞いただけだからこんなところにも知り合いがいるなんて。
「いやー、彼が弟子をとるとか国の一つ落としたかと思ったけど二人の子なら納得かな?」
「言っておくけど、それは縁故じゃないわよ?リゲルが自分から弟子にするって言ったんだから」
「なるほど、それで定例会に乗り込んでこんなものを一方的に突きつけてきたわけですか」
なんか無茶したなあのおっさん。いっつもテキトウだから困るよ。
最近一ページ当たりの文字が短いことに気づきました。いや、全然きがつかなかったですね。申し訳ない限りです。これからもう少しずつ増やして行こうと思います。




