57/77
見てくれてる人
『落ち着いてください。ファンのいう神様は管理者様ですよね?なら私はその席に並ぶことはありません。位相が違いすぎますから』
それでもじゃない!?てかあの神様どんだけ偉いのよ!?テンション壊れそうだよ!てか急に頭に直接話しかけるとビックリするやん!
「はぁ、あのバカから色々聞いていたけどこれだと全部ホントみたいね・・・ファン君?」
「う、うぅ、はい。なんでしょうミネアさん?」
真剣な顔のミネアに背筋を伸ばして恐る恐る尋ねる。やっぱり変だよね?今までバレてなかっただけで。
「あなたのことは聞かないわ。だってそれであなたがファンルーシュでなくなるわけではないから。でもね?」
正座した僕の目線まで屈んでミネアは寂しそうな笑みを見せる。
「あなたを見ている人は心配なのよ?急に何処かに行ってしまわないか。あなたのことを私は近くにいて何も知らない、知っているのはあなたと一緒にいるときのことだけだから」
その言葉にミネアの言っていることを理解する。あーダメだな、僕。家族なのに、何も見えてなかった。




