女の子の川流れ
「そういえばユルトさんはずっとこっちにいるんですか?」
「えぇ、私には特に制約はありませんし数百年くらいなら向こうの時も一瞬ですしね」
それはそれは、早くもパーティーメンバーが一人増えてしまった。ワンコでも出てくると思ってたからまさかこんな美人が増えるなんて。果てして理性は保つだろうか。
「そっか・・・・ミネアになんてーーーん?あれは?」
川の上流からぷかぷかとなにかが流れてくる。黒い小柄なソレは人のようだ。
「って、のんきに思ってる場合じゃない!助けないと!」
僕は瞬時に体に身体強化をかけて駆け出した。師匠の修行のおかげ、いやせいでこの状態なら水の上くらいなら走れるようになった。ほんと今だけはおっさんに感謝するよ!したくないけど!
「よっと!・・・女の子?ってうわっ、服透けてる!?」
川から拾い上げてみるとソレは小柄な女の子だった。黒い髪に小さな体、その体いっぱいに抱くように一振りの剣を持っていた。何故その剣を持っていたのに沈まなかったのかは今は脇においておく。
「おい!おい!大丈夫!?」
川岸に上がってその子を横たえたると僕の声に反応したのかその声が口から水を吐き出した。あっ、人工呼吸とか必要ないのね。
今日だけ土日分の補填で三回更新します。




