召喚の儀式
街の外れの森の中。さほど深い場所ではなく川の流れるのどかな開けた場所に移動した僕は再度確認を行っていた。
「うーん、召喚の陣はこれで大丈夫かな?」
(ユルトさんに協力してもらって形にはなったから何とかなるはずだけど)
目の前に描き出した五重の魔法陣は召喚のために様々な知識から最も効率のいいモノを僕が自作したものだ。本来とても多くの魔力が必要な召喚もこの魔法陣ならば七割ほどの消費に抑えられる。
「よし。始めるか」
必要なのは集中と言葉。意識を魔法陣に流すことで召喚できる存在が呼び出せる。それは友好的か友好的ではないか問わずである。
(中々全開な言葉だけど、やっぱりこういうのは楽しかったりもするよね)
【悠久の祝詞を告げる不朽の魂】
【生と死の続く輪廻の環に願う】
【汝が魂に我が魂の結び付きを】
【我が魂に汝が魂の輝きを】
【在りし日となりても永遠に願う】
【その魂の縁があり続けんことを】
僕の意識が魔法陣に流れ込むと同時に世界が白に包まれた。そして僕は彼に出会う。
それは僕と言う存在が別離のお話。
次回の謎シリアスは設定的に入れないといけない話なので入れます!ただ本編にはほとんど関係ありません。・・・・なぜ入れてしまったのか。




