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とある世界の外伝譚  作者: のんのん
旅立ちと川流れ
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なんかの伏線が張られたようだ

「ふふっ、大丈夫です。あなたにはちゃんと力が備わっていますよ?ステータスが分かりにくいのはしかたありません。なにせ前列がありませんから」


「そりゃ、王の因子とか強そうなのあるけど全然ステータスの数値は大きくないし」


そんな僕の不満の言葉を楽しそうに聞いているユルトさん。うーん、やっぱり他の人のステータスは見てみたいけどなー。


「ちなみに、他の人間のステータスとは比較できませんよ?それはあなた個人のステータスですからね」


「えっ!そうなの?」


「はい、だから実際に交流するなかで知ってください。貴方の力を。それがあなたに力を与えた管理者様の意向です。優しいあなたはきっと他者のステータスをむやみやたらに見たりはしないだろうと」


なんだよそれー。でも僕だけの仕様ってことはやっぱりチートなのかな?下位の飛竜翼種は倒せるからそこそこだとは思うんだけど。


「知ってください、貴方の持つ力は何者にも縛られないことを。優しき貴方はこの世界に祝福されていることを。それではまたお会いしましょうファン、ちゃんと呼んでくださいね?」


「だれをーーーーー」


そして僕の夢は終わりを告げる。え、めっちゃ気になること言わないでよユルトさん!?


「・・・・柔らかい」


「う、ん・・・すぅ」


女の子って肌が全然男と違うよね、やっぱり普段のお手入れにかける時間が違うのかな?胸が多少なくてーーーぐへ。


「ちょ、ギブ、ギブだよミネア!」


「う、ん?あら、おはようファン君?」


「一緒に寝るのはいいけど、首は絞めないでほしいかな?」


タイミング的に僕の思考を察したかのような絞め技は怖いよ!ちなみにお胸の話はミネアにはしてはいけない。それはもう、過去に父さんが立証済みだ。


「それじゃ、僕はいつもみたいに適度に運動してくるよ」


「はーい、あんまり心配はしてないけど怪我はしないでねー」


さて、と。街外れにでも行こうかな?近代よりなこの世界の街並みは僕にとっては新鮮なのでしばらく街を散策した。冒険者が多いだけあってある程度治安はいいみたいだ。


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