そして夜は更けていく
ほんとにかわいいな~、僕だって離れたくないよハバネー。ずっと一緒に遊んでいたいけど、とりあえず神様の言ってた奴らをなんとかしないとね。そしたらハバネと仲良く遊んでいられるし、早くなんとかしよう。
「やー!やーあ!」
「あぁ、ごめんねハバネー‼️僕だっていきたくないんだよー!」
「ごほんっ、それ以上は長くなるからそこでやめておいてよ?」
わかってるよ。もう夜も遅いからね。前もこの流れで三時間はハバネと遊んじゃったし。それでもハバネが生まれてから少し厳しくないです?
「どうかした?ファン君?」
「いや、ミネアとも大分距離が近くなったなーと」
敬語を使わなくなってメイド服を着たお姉さんみたいな存在になってから、ミネアとの距離が近くなったのはいいけど・・・・僕とハバネの仲に若干嫉妬している気配がある。明日からは二人きりなんだから今日は許してくれてもいいのに!
「ユノ様が言ってたでしょ?ファン君も大きくなったし、兄さんと私は本当の兄妹ではないけど、私とあなたは姉妹だから口調も全て元に戻しなさいってね?メイド服やファン君のお世話は許すけど、距離を取るような態度は許さないって」
「最初は違和感がすごかったけど今はもう慣れたからね?僕もミネアにあわせて口調を変えたし」
「私はそれでいいと思うわよ?男の子らしくてね」
母さんとミネア、そして父さんたちの関係は複雑だ。ミネアがメイドをしていたのもそうだけど、そういったのを含めて僕は踏み出すことを口調から始めた。
「僕だって今のミネアの方が好きだよ?前のメイドさんしてるときも好きだったけど」
「んんっ、あまり冗談を言ってはいけませんよファン君?」
そんなやり取りにどちらともなく笑いだす。そんな僕たちにおいてけぼりをくらったと騒ぐハバネを宥めているうちに夜は更けていくのだった。




