感じた者と察していた者たち
「んで、あのバカに言われてお前が弟子になれるか見に来た。といってもはなから弟子にするつもりがないから来たわけだが気が変わった」
「え?どうしてですか?」
気が変わるって、そういえば部屋を破壊したときなんか言ってたような?
「お前は俺の最初で最後の弟子になる。ありえんだろお前、なんでその年でそんな力を飼い慣らしてやがる」
「僕は魔法をまだ使えないんですけど?剣も握ったことないですし」
「ちげーよ、蓋してんだろ?それに、わかるんだよ」
もしかして神様からの能力とかもわかったりするのかな?でも力を飼い慣らすもなにも、ほとんどなにもしてないんだけど?
「何をですか?」
「俺以上の化け物をだよ坊主。それじゃ、始めるぞ。死ぬなよ?」
え?化け物とか酷くない?とか思ってたら僕の視界は揺れて言葉を発することができなくなった。唐突な展開が多すぎるよ!伏線を張ろうよ!
「やっぱり、ファン君にはあのバカが認めるものがあったんですね?」
「本当に行ってしまったのか・・・冗談だと思っていたのだがな」
「えぇ・・・思い違いであって欲しかったですよ、今日ばかりは」
ファンのいなくなった部屋に入ってきたエルダートの言葉に、ミネアは頷いたまましばらく顔を上げることはなかった。
さぁ、プロローグの終わりは近い!




