おっさんはやっぱりダメなおっさん
あれから、先ほどの破壊行為を全くの疲労も見せずに全て綺麗さっぱり直し、ボコボコだった顔を回復させてキリッとした表情で僕の目の前に立っている人。英雄と呼ばれる彼が口を開く。
「よう坊主、はじめましてだ。俺がお前の家庭教師、リグル=マイヤーだ」
「はじめまして、リグルさん。よろしくお願いします」
「これにさんなどつけなくてもいいですよファン君」
ミネアそれはダメだよさすがに。おっさんだけど。はぁ・・・・小説ならここで美人のお姉さんとかが来てくれるはずなのに、ままならない。
「んながっかりしたような顔すんな坊主」
「できるなら綺麗なお姉さんがよかったです」
「俺かてべっぴんなねーちゃんに手取り足取りお世話してほしいわ」
やっぱりただのエロいおっさんじゃないか!でもその時は是非僕も一緒に!むしろおっさんは抜きで!あっ、やめてミネアさん。そんな冷たい目で見ないで!まだ5歳だよ僕!
「まぁ、言ってても始まらんな。坊主、俺は当代最高の剣士だ、加えて魔法も使える。それこそ小さな国なら落とせるくらいのな」
「ほんと、なんでこんなのが」
ミネアはどれだけこの人が嫌いなの?辛辣過ぎるよ、同意するけど。いや、ほんとお姉さんがよかったよ美人のね。おっさんは誰得なんだ。
うーん、おっさんはいいと思うんですけどね。ただ美人のお姉さんのが百倍はいいですけど。




