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とある世界の外伝譚  作者: のんのん
はじめまして異世界
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襲来した非常識人

あのミネアのしごきから五日間、毎日のように悲鳴が屋敷に響いていたことをここに記しておく。ただ、途中でシェリルだけ声がおかしかったのは僕の気のせいだと思う。思いたい。そして六日目、僕にとっては忘れられない日がきた。


「おはようございますファン君」


「おはよう、ミネア」


いつもと同じようにミネアに起こされた僕はそのまま彼女に手伝ってもらい着替えを済ませる。


「ファン君、今日はこのままお部屋でお休みください」


「ん?なんで?」


「本日彼が来るからです、アレと話すと疲れるので今日はゆっくりしていてください」


なんと、いよいよ来るというのか!ようやく僕にもスポットが!?


「わかったよ!どんな人なーーー」


ミネアに答えようとした瞬間世界が揺れた。そして僕の部屋からとても綺麗なお空が見える。


「よーやく会いに来れたぜ坊主!俺がーーーーー」


「死ね」


そして現れた影は声をあげた途中で黑を纏ったミネアに吹き飛ばされた。いい右が入ったな~。あっ、追い付いて頭蹴りあげた。そのまま空中で連打してるよ・・・ほんと怖いメイドさんや。


「ーーーーーで?何か弁明は?」


「ふぇっふぇ、ふぇふぇふぇ」


何を言っているか全くわからない。それもミネアがあのあとめちゃくちゃ追い回して顔だけを集中的にボコボコにしたせいだ。不憫になるくらいに。


「ふぃーる・・・・あぁ、ったく人を喋れなくなるまで殴るか普通?だから行き遅れるだよお前は」


「あぁ?」


「なんでもないっす!」


一瞬で顔を治したおっさんが不満げに発した言葉はミネアの一睨みに沈む。ダメだよおっさん、ミネアに行き遅れ禁句だよ。この前父さんもボコボコにされてたんだから。


「ね、ねぇミネア?この人ってもしかして?」


「はぁ・・・・えぇ、これが神殺し、至高の冒険者とか騒がれているただのバカです」


まさかの非常識人に僕は開いた口が塞がらなかった。てか、この人が壁を急に壊すからまたチビってしまったよ。誰得だよチビりまくるショタって・・・・。





間話にともなって多少の変更をしています。ようやく話が進んだ、はず。

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