ヤバい人が登場の予感
「まぁ、俺はちょっと違う意見だってだけだ。答えはリゲルが出すだろうしな」
「えっ!リゲル様が来るってほんとかパパ!?」
カルタの言葉に即座に反応するシェリルに苦笑いを浮かべながらエルダートが代弁するために口を開く。
「カルタの言葉は本当だよシェリル。俺がアイツに頼んだんだ、来るだけ来てくれってな。アイツが才能なしと判断したら俺もファンを説得するのが楽になると判断したからな」
「あら~、リゲルくんが来るなら間違いはないですね~。彼の能力はシェリルちゃんが憧れるくらい高みにありますし~」
「お母様、高みいるどころか最高位にいますよ。なにしろ低級の神々すら屠ったことがあると言われている方じゃないですか」
お淑やかに見えるサエラでさえ興奮を隠しきれないほどの人物。生ける伝説、その高みに憧れる者は多い。
「カルタさんには彼が認める自信があるのですか?それこそあのものぐさ者が弟子にとってもいいと思うなにかがファン君にあると?」
「さぁ?ただ、俺はあの喧嘩バカに近いものを感じたぜ?幼い頃のアイツと同じものをな」
これ以上は話すことはないと言うようにカルタは席を立ち上がる。
「もう夜も遅い、結果はアイツが来たときにでもわかんだろ?久しぶりに休暇が取れたんだ、アイツ本人に聞こうや」
そうして夜は更けていく、新たな陽が上がる日を望むように。
ようやく主人公にもスポットが!?プロローグが終わるとき?・・・・ほんとかよ




