認めるもの
あれから僕は当然のぼせた。最終的にコロネルさんまで引っ付いてきたせいで。無理でしょ、爆弾落とされて平気な人なんかいないよ。と僕がのぼせて気を失っているときの話。
「で?お前たちから見てファンはどう見えた?」
「めっちゃかわいくて弟がほしくなった!」
「はぁ、気持ちはわかるけど今のはそういうことじゃないだろミハネ?」
客室へと集まったファンを除いた両家の人間は先ほどとは違った顔を覗かせている。
「まず無理ではないですか?現状微々たる魔力か感じませんし」
「うむ、やはりお前たちから見てもそうか」
三人の姉妹の言葉にエルダートは重く頷いて目を閉じる。
「へー、お前らはファンには冒険者、もしくは学園への入学は不可能だって意見なのか」
「実際毎日一緒にいてもファンは魔法すら発動する素振りはないですしね?だからやっぱり私は反対てす‼️」
カルタの言葉に頷く三人を見てたまらずユノが補足とともに鼻息荒くファンを止めるようにと声をあげる。
「でも~、あなたはそうじゃないんでしょ~?」
その言葉は彼女とその夫以外の時を止めた。彼は希望を口にしない、事実から推測される現実をただ見つめる。それをしっているからこそ他の者たちは彼の言葉を待つ。




