表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある世界の外伝譚  作者: のんのん
はじめまして異世界
12/77

なにかが起こる予感

家庭教師の人が来るまでしばらくかかるそうなので僕の日々は平和のものに戻った。ことはなく今日は父さんが1日忙しそうにしているのを眺めていた。普段は仕事で夜まで帰ってこなかったりするのにここ数日家で忙しなく動き回って使用人の人たちに指示を出していた。


「ねぇねぇミネア、最近父さんがずっと家にいて忙しそうにしているのは何かあったの?」


「ファン君には二人ともあまりご自分のことを話したがらないから知らないのも無理はないわね?」


そうなのだ、一応僕が住んでいる都市の代表を父さんがしているが詳しいことは教えてもらっていない。勉強もミネアが教えてくれるし、家も広いのでミネアや母さんに遊んでもらえば運動不足になることもない。使用人の人たちも多く、よく可愛がってもらっている。


「もうすぐ兄さんの友人の方々が来られるのでその準備をしているんですよファン君」


「そうなんですか?いつもはここまでではありませんよね?」


何度か父さんを訪問してくる人がいたが、ここまで大がかりな準備をしている人はいなかった。加えてミネアが僕をずっと構ってくるのでその人たちと会話らしい会話もしていないし。


「ミネアは会ったことがあるの?」


「ええ、何度か。気さくな方々ですから心配はいりませんよ?」


「今回は、僕も会うの?」


いつもとは違う対応に僕は驚いてそう聞き返していた。


「はい、いつもの訪問とは違い今回は私的な場ですので」


「そっか、楽しみだね?」


「ええ、ファン君も少しビックリするような方々ですから楽しみにしていてください」


その言葉に少し不安を覚えながらも僕は頷いて笑った。

チートとか書いたのに全然闘わない。それはまだまだプロローグの途中だったりするからです。と言い訳。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ